君と隣で笑い合う街【stgr】

賭けとイカサマ【mond】 ページ9

カジノディーラー✕ALLINボス

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『今日も来てくれたんですね！』



私はこのロスサントスでカジノディーラーをしている



これまでカジノなんてやった事は無かったけど



興味本位で働くことにした。



そして目の前にいるのはALLINのボスであるMonDさん



「Aおはよ、今日も勝ちに来た」



とてもカジノの運が良くて、よく勝っているのを見る



私はまたにしか出勤しないが、



来てくれたときは必ず私の席で賭けている



『HIGH STAKESで大丈夫ですか？』



「うん、Aと出来るの久しぶりだし」



このゲームはプレイヤーがディーラーよりカードの得点が【21点】に近い方が勝利の単純なもの。



カジノのルールなんて知らなかった私が1番初めに覚えたゲーム



『いくらBETしますか？』



「そうだな、じゃあオールインするよ」



『オ、オールインですか！？承知しました、！』



オールイン＝一億BETという大きな金額にディーラーながら驚いてしまった



私が勝てば一億は水の泡になり



『私が負ければ2倍の、、、』



2倍の二億と言い切る前に



「俺が勝ったら別の条件でもいい？」



と言われた。



別の条件とはなんだろう？



カジノは大体お金や娯楽のためなのでオールインしてまで別の条件を出す人は居ない



『内容によりますけど別の条件ってなんですか？』




素直に聞いてみると



「Aが俺の言う事なんでも聞く」



想像していなかった条件が帰ってきた



初めて会った人からその条件を出されたら断るが



私はMonDさんのことを信頼し尊敬し、



そして風格があってクールな彼に自然と惹かれていた



『そんな条件初めてです笑



分かりました！望むところです！』



条件を飲み、ゲームを始める



『それでは、私からカードを引きますね』



まず2枚のカードを引く



『1枚目が8、2枚目がAで11なので私は合計19です』



次はMonDさんが引く番



私に勝つには20or21を出すしかない



カードには1枚目は9、2枚目は11が出ていた



『合計20ですね、、おめでとうございます！』



プレイヤーとディーラーが同点になった際、勝つのはプレイヤー。



「待って、ヒットする」



ヒットはもう一度追加でカードを引いて勝つと更に倍になる



しかし次のカードでAの1以外を出すと負けになってしまうため



メリットはない。



そんなことカジノに慣れているMonDさんなら知っているはずなのに

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