君と隣で笑い合う街【stgr】

貴方が特別【van】 ページ5

？？？✕ギャングボス

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『おはようございま、、』



朝起きて私は1番に彼の部屋へ向かった



挨拶を言いかけたところで



彼は誰かと話していた。



ねね「ヴァンしゃん！ねねちゃんと布持ってきたよ！」



「あぁ、ありがとう。ねねは本当にいい子だ」



“ねね”とは、よく機械の材料や素材屋と協力して持ってきてくれる子



ねねちゃんとは私もヴァンさんも仲が良い



ヴァンさんの事をとても尊敬していて、好きだそうだ



そんなねねちゃんをヴァンさんは我が子のように優しく低い声で褒めて撫でる



仕事をしてくれているから有り難いのだが、



少し最近は距離の近さが気になる



「ねね、ワシは困っている事があってな、、」



ねね「何々！？ねね、ヴァンしゃんの為ならなんでもする！！」



「そうか、なら〜〜〜」



きっと知らない人が見たら付き合っていると勘違いするだろう



私は2人の気付かないうちに外に行った



『もしかしたら私よりお似合いかも、』



外をトボトボと歩いていると



ｳｪｽ「Aじゃないか、こんなところで何してるんだ？」



覆面をしているウェスカーさんと出会った



『こんにちは！その、ヴァンさんとの事で悩んでて、、』



ｳｪｽ「そうなのか、一度ヴァンさんと話し合えばいいんじゃないか？」



私は彼と話し合うということを忘れていた



いつまでも自分だけ悩んでても解決しない



『！そうですね、話し合ってみます！』



それを気付かされた。



アジトに戻り、彼の部屋へ入る



そこには彼1人しかいなかった。



『ヴァンさん、あのね、話があるの』



「どうしたんだ、暗い顔をして」



私は最近ずっと気になっていた2人の距離の近さ



それが寂しくなっていたことを伝えた



「そうだったか、でもねねは仕事相手で失う訳には行かないんだ」



『私もうちにとってねねちゃんはとっても大切って分かってるけど！』



「Aなら仕事相手との付き合い方の理解をしていると思ってたが、、」



『それにしてもスキンシップとか多すぎない、？』



「ワシは相手が仕事を受けてくれるなら何だってやる」



ねねちゃんがヴァンさんの事を好きと知っているから出た言葉だろう



それでも私以外に触ったり、甘い言葉を掛けることは辞めてほしかった



自分も使われてるのでは無いかとも思い始めた



『私のことも仕事に必要だから付き合ってるんですか？』

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