君と隣で笑い合う街【stgr】

恋の魔法を【tbur】 ページ25

警察官✕特殊刑事課

前作の「魔法にかけられて」の続きです。

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あの日、つぼ浦が魔法少女カフェに来て接客をしてから様子がおかしい



避けられている訳では無さそうだがよそよそしい



なので上司であるキャップに相談をしてみた



『なんで急によそよそしくなったんだろ〜？』



ｷｬｯﾌﾟ「それはAが一番分かってるんじゃないか」



確かにキャップの言う通り彼の本当の気持ちに気付いている



あんなに顔を赤くしたり、夜に送ってくれたり



それで気付かないほど私は鈍感ではない。



『でも私から何かするのもプライド傷つけちゃいそうで怖いんだよね〜』



ｷｬｯﾌﾟ「それなら私がなんとかしてあげよう」



『いや、キャップが関わると更にややこしく、、』



ｷｬｯﾌﾟ「そう遠慮するな、また作戦を考えてくるから」



何故か自信満々で部屋を出ていったキャップ



『またややこしくなりそうだな〜…』



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ｷｬｯﾌﾟ「いい作戦を思いついたぞ。その名は誘拐されちゃった作戦だ」



『はぁ、、、？誘拐されちゃった？そのままってこと？』



突然キャップに呼び出されて屋上に行くと突然そんな作戦を告げられた



話を聞くにキャップが私を誘拐してつぼ浦を誘き出すらしい



やる気になっているキャップは誰も止められないので大人しく作戦に従う



『らだおもごめんね〜こんな作戦巻き込んで』



らだお「ほんとにね〜暇だったし別にいいけど〜」



なんとこの作戦、つぼ浦以外の全警官が知っており協力してもらうことに。



キャップが早速無線で



ｷｬｯﾌﾟ〔Aは預かった。返してほしければ警察署の屋上に来い〕



皇帝〔な、なんだってー！？〕



と数名胡散臭い演技をしていた



ｷｬｯﾌﾟ〔特につぼつぼ、今すぐ来なさい〕



『名指しで呼んだらバレバレでしょ笑』



すると呼んだ瞬間、



「わざわざ呼ばれなくても来てるんだよなぁ！！」



屋上の扉を破る勢いで入ってきた



『えっ、早すぎない？じゃなくてえーん、怖いよー』



騙すようでつぼ浦には悪いが始まってしまったことは仕方無い



ｷｬｯﾌﾟ「早かったなつぼつぼ、100点だ」



「それより解放条件を言いやがれ」



キャップ相手でも変わらず強い口調の彼



私も解放条件は聞いていなかったので気になる



ｷｬｯﾌﾟ「そうだな、解放条件はない、もう連れて行っていいぞ」



『え？』

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