・ ページ24
「ほんとに真っ白だ〜食べてもいい？」
待ちきれないかのように苺を見つめながら話している
『うん！ぜひ食べてみて！』
嬉しそうな表情でいちごを食べる彼
私も今シーズン初めていちごを食べた
『やっぱりこの品種は甘酸っぱくておいしい、！』
「ん！このいちごめっちゃおいしい」
『おいしく育ってくれて良かったよ！最初のいちごもマンゴーが食べてくれてうれしい』
おいしそうに苺を頬張ってくれるため頑張って作ったかいがある
『あ、そうだ！ジャムも作ったんだけど食べてみる？』
お昼に作っていたジャムも出してみた
「A作ったの？おいしそ〜食べたい！」
スプーンにすくって食べさせる
『甘いと思うんだけどどう？』
「砂糖といちごがいい感じに甘いからこれ好きだよ」
『気に入ってくれたならなにより！持って帰れるようになってるから家でパンとかに付けて食べてね！』
可愛らしいビンに入れて渡す
少し余ってしまったので、彼の同僚にと
『こっちの小さいビンは警察の皆におすそ分けしてね！』
「みんなAの果物好きだから喜ぶよ〜オルカさんとかひのらんに渡しとくよ」
『頼んだよ！女の子だけじゃなくてらだおとかにも渡していいんだよ？』
何故か彼は仲の良い先輩よりも女性の同僚の名前を口にした
「だめ、らだおとか力二は渡さないよ」
『どうしてなの？』
「Aが作るの全部おいしいし、他のやつが好きになっちゃ嫌だからね」
そういうことだったのか
『嫉妬してくれてるの？』
「うん、Aは可愛いしモテるから」
嬉しいことを次から次へと言ってくれる
『ありがとう笑じゃあオルカたちに渡しておいてね！』
彼にジャムを入ったカゴを渡して駐車場まで送っていく
寂しそうな顔をして中々車に乗ろうとしない。
『明日もお仕事だから早めに帰らなきゃだよ』
「じゃあまたいちご一緒に食べさせてくれる？」
『うん、もちろん！いろんな果物マンゴーのために用意しておくからね！』
そう言うと満足そうな顔で
「おやすみA」
と言って優しくキスをしてくれた
私の顔は“赤い苺”のような色になっていたとか。
彼のふわふわな髪に桜の花びらが乗っていた。
甘酸っぱいのは
苺も恋も。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 846人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プルプル(プロフ) - るーるおかさん» お久しぶりです！コメントしないながらにいつも読んでおります…！そうです！市民のためにも私は警察署に残ります〜。的な感じです！説明不足ですみません;;楽しみにしていますっ！ (4月10日 1時) (
レス) id: fac2e2b3ef (このIDを非表示/違反報告)
るーるおか(プロフ) - プルプルさん» プルプル様久しぶりのリクエストありがとうございます！こちらの読解力不足で申し訳無いのですが「誰かいないと」というのは「警察署にいないと」と言う事でしょうか？最近mndrさん書けていなかったのでぜひ書かせて頂きます💓🖊 (4月9日 22時) (レス) id: da4699b9ad (このIDを非表示/違反報告)
プルプル(プロフ) - どの作品も全て素敵で、今でも愛読しています。久しぶりにリクエスト失礼します…いつも「誰かいないと可哀想なので」って言って行事事に参加しない後輩警察官の夢主を、心配してたくさん遊びに誘ううちに気になってきて告白するmndrさんのお話が読みたいです！ (4月9日 16時) (レス) id: fac2e2b3ef (このIDを非表示/違反報告)
るーるおか(プロフ) - さっちんさん» 読んでいただきありがとうございます✧気に入って頂けたようで何よりです😌💓 (3月26日 23時) (レス) id: da4699b9ad (このIDを非表示/違反報告)
るーるおか(プロフ) - ぴろんさん» こちらこそリクエストありがとうございました！読んで頂けて大変幸いです🎀 (3月26日 23時) (レス) id: da4699b9ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るーるおか | 作成日時：2024年3月12日 19時
