君と隣で笑い合う街【stgr】

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よつは先生には治くんがいるため、狙ってはいないだろう



だとすると年齢が近いのは私のみだが警察には何名か近い子が居たはず



「じゃあ最後のヒントね」



このヒントで好きな人が分かってしまう気がして、



聞きたいのに聞きたくなかった。



「今、目の前で暗い顔してる人かな」



『え、、、？』



ももみ「えー！？鳥野くん大胆だねー！」



突然の事に理解が追いつかない



『もしかして私のこと、、？』



「A以外にいないよ」



ももみ「あー！ももみたちお仕事思い出したー！行ってくるねー！」



わざとらしいが2人共気を使って出ていってくれた



「そのままの意味なんだけどずっとRank1の頃から好きだった、俺と付き合ってほしい」



お互いRank1だったのは一年前からで



その頃から両片想いだったらしい



『ハイスペックなぎんくんの隣にいてもいいの？』



「うん、もちろんいてほしい」



『こんな私で良ければよろしくお願いします！』



彼は優しく私の髪を撫でた。



すると無線に手をかけて



〔見てるの気付いてるからなー〕



と一言。ふと入口を見ると



ももみ「逃げろー！おめでとーう！」



必死に逃げ回りながら祝ってくれていた







後日



隊長とよつは先生などに報告をする



ここまであった経緯を説明して



『付き合う事になりました！』



隊長「遂に救急隊同士二組目のカップルだな」



よつは「おめでとうA！自分の事のように嬉しいわ」



救急隊の中でしばらく私達の話で持ちきりになっていた



「どっちから告白したんですか？」「いつですか！？」



と質問攻めにあっていると急に宙に浮く感覚があった



「そこまでねー、A借りてくよ」



ぎんくんにお姫様だっこをされていた



「彼女の前だとあんなに紳士なんだぁ」「あれはかっこつけてるね」



後ろから同僚たちの声が聞こえてくる



『お姫様だっこなんて急にどうしたの？』



「なんも無いけどまあ独り占めしたかっただけ」



なんて言われちゃうと照れて顔が赤くなる



「ほんと初心だね笑」



『笑わないでよ、！恥ずかしいじゃん！』



恥ずかしさで彼の腕の中で暴れるが男性には叶わない



照れを隠すようにこの街に叱り声が響いた








ハイスペックな貴方と





一緒にいても





いいですか？














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