君と隣で笑い合う街【stgr】

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「俺達は仕事上立場が違うけど、それでもAと一緒にいたい。



改めて俺と付き合ってください」



俺は手を伸ばした。



『こんな私だけどよろしくね』



彼女は優しく微笑んで手を握ってくれた



そして、



「これ、重いかも知れないけど俺の気持ち。受け取ってほしい」



『これってさっきの、、』



ポケットから指輪を取り出して彼女に渡した



涙を流しながら笑って受け取ってくれる



『とっても綺麗だね、ありがとう、！』



キラキラとして宝石は海の光に反射してより輝いていた。







海辺で色んな話をして俺達は車で帰ることに



『仕事だからお互い那須くんも、、』



出会った頃から那須くんと呼ばれていたが、せっかく付き合えたのだから



「那須くん呼びやめない？」



と提案してみた。すると



『それじゃあ、裕貴？』



頭をこてんと倒し、名前を呼ぶ彼女をはっきりと見れなかった



自分でも分かるほど顔が赤くなっている。



「うん、めっちゃいい」



俺は彼女に聞こえない声で



「はぁ、、可愛すぎるでしょ、、」



と呟いた







数日後



デートに誘い、迎えに行くと



『これネックレスにしてみた！どうかな？』



この前プレゼントした指輪をネックレスにして着けていた



あまりの可愛さに思わず人前だというのに抱き着いてしまい



『ちょ、！？裕貴？！人前だから恥ずかしいよ、、！』



彼女も顔を赤くしている



周りにいた人たちからは口笛を吹かれたり、羨ましいなどの声が聞こえた



可愛過ぎる彼女を取られないようにしなきゃな。









こんな可愛くてかっこいい彼女を




これからも追って




追われる。

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