君と隣で笑い合う街【stgr】

推しと彼女【kmnri】 ページ14

市民✕？？？

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『玲くーん！暇だしらびぴす行かない？』



「おー、いいね車出すよ」



今の時間は3:30、彼が”仕事“を出来ない時間



2人共暇だったので友達のサラちゃんのお店に行くことに。



店に着いて駐車場に止めているとサラちゃんが元気に出てきた



ｻﾗ「わー！Aちゃん久しぶりだ！」



『久しぶりだねサラちゃん！注文してもいいかな？』



私達は注文を頼んだ



『玲くん何にするの？』



「じゃあ珈琲10貰おうかな」



『私はー、、パンケーキとサラダを10ずつで！』



本当はカクテルとか大人のものを頼んでみたいけど



性に合わないので諦める



ｻﾗ「はーい！そういえば2人一緒に居るの見るの初めてかも！」



『そうだったっけ？確かに最近は一緒に居ないからかな』



まだサラちゃんに彼と付き合っている事を言っていないため、知らないはず



ｻﾗ「この前くるみさんと来ててパパとママみたいだったんだよー！」



くるみさんとは彼の推しであり、大人っぽい印象がある



2人で来ていた事は何とも思わないけど



ちょっとくるみさんに嫉妬してしまう。



やっぱり大人な女性がいいのかな



私達はサラちゃんに別れを告げて店を出た



「顔暗いけど大丈夫？体調悪い？」



『ううん、大丈夫！あ、この辺でいいよ！』



「、、分かった、ちゃんと暖かくして寝なよ。おやすみ」



『分かってるよ〜！おやすみなさい！』



彼とは同棲していないので家の近くで降ろしてもらった



『はぁ、、私も大人っぽくなれば玲くんの推しになれるかな』



そんなことを考えながら眠りについた



次の日から私はこれまでのワンピースではなく



タイトスカートや大人イメージの服を着てみた



『玲くんおはよ！今日もお仕事だね〜』



「ん、おはようってなんか雰囲気大人っぽくなったね」



『そ、そうかな〜？とりあえず仕事行こ！』



彼はいつもと違う雰囲気に気付いてくれた



拠点についてメンバーが揃うまでゆっくり過ごす



「コーヒーでも飲む？俺淹れるけどカフェオレでいい？」



ここは少し大人に見せるために



『ブラックで大丈夫だよ！』



「ブラック飲んだことあったっけ？まあ飲めるならいいけど、、」



コーヒーを淹れて持ってきてくれて隣で初めてのブラックを飲んでみた



思った何倍も苦くて思わず顔に出てしまった



「やっぱり苦いでしょ笑今日はこっちのカフェオレ飲んでおきな」

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