君と隣で笑い合う街【stgr】

追って追われて【nsyuk】 ページ11

警察官✕ギャング

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『今日はだいぶと平和だな〜』



今日は大型やトラブルもなくパトロールしていた



そんな時に一件のATM強盗通知が来た



『結構近いじゃん〘A今の店舗対応しまーす〙』



近くだったため、そのまま向かった



現着すると奥から盗っている音が聞こえる



『人質いるか〜？』



人質を確認する為に金庫に入ると変装をした犯人と



一般市民の人質がいた。



変装には見覚えがあった



『人質いるよね、ってかその変装那須くんでしょ？』



「え、なんで俺って分かるの？」



犯人は餡ブレラ構成員の那須くんだった



何故か毎回現場に行くと彼が居る



『前に見たことある変装だからね！』



「俺警察の前でこの変装したの1回しか無いのにな…」



『その1回の時に私居たからだよ、というかお金盗りながら話すのやめない？』



「もう人質取っちゃってるし、どうせチェイスするからね」



それもそうだが、私は警察として人質を先に解放してもらう



盗り終わって出てきた彼に



『人質解放しろー！条件はなんだー！』



きまり文句を告げる



「いつも通り3分アタック禁止で」



『分かった、絶対捕まえるからね！』



人質は応援の警官に任せてパトカーに乗り込んだ



チェイスには少し自信がある



彼が動いた瞬間、私も彼の後を追った



彼の逃げるルートは何回もチェイスしているため覚えている



チェイスをしながら



『はーい、道路交通法違反と公務執行妨害トッピング〜』



「逃げ切るから問題ないよ」



3分が経ち、アタックを開始する



『その車速いけど脆いよね〜？』



「なんで車まで覚えてるんだよ笑」



何回も車にアタックをして、エンジンが壊れたのか速度が落ちる



最後にぶつかると運転席から彼が飛んできてダウンしてしまった



『また私の勝ちだね、シートベルトしてなかったの？』



「シートベルトちぎれたんだよ！笑」



ダウンした彼を護送してパトカーに乗せる



何度目か分からないくらい後部座席に寝かすようにしておいた



『なんで毎回私の現場に那須くんいるんだろうね笑』



ミラー越しに話しかける



彼は血まみれな顔で困ったように笑っていた



警察署に着くまで色んな話をして、犯罪者ながらにいい人だななんて思った



救急隊に来てもらい蘇生を行ってもらった



プロファイルで一応前科を確認する



どの前科も全て私が那須くんを捕まえたものだった

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