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〆．
「親に愛されなかったとしても‥‥‥廉は、ルナさんに愛されてる。一緒にしないで」
「でも廉さんは‥‥‥」
「いいから！‥‥‥‥もう、いいから」
親に愛されなくて、こんなにもひねくれていた私に、唯一声をかけてくれた廉。
仲良くなってから、廉がたくさん親の愛を受けていると知って嫌いになった。態度には出さなかったけど。
だから、今さらそんな話をされても、何も変わらない。結局、廉には―‥‥‥
「意味、わかんない‥‥‥ッ！なんで、こんなに涙が出るの？」
膝から崩れ落ちる私を、大ちゅんが慰める。頭に置かれた手が、優しくて温かかった。
「恋してるから、やで」
「‥‥‥‥‥‥恋？」
「そ。Aちゃん、廉さんが好きやねん」
私が？大ちゅんの方を見ると、優しく笑っていた。
「あの女嫌いの廉さんが、唯一自分から積極的に話しかける女の子が、Aちゃんやった。でも、実はルナさんという彼女がいた。
Aちゃんは、廉さんが誰かに愛されてることより、廉さんが他の人を愛してるのが、嫌なんやない？」
〆．
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越前廉 - 感動しました! (2015年7月5日 0時) (
レス) id: 75caf69213 (このIDを非表示/違反報告)
あかり - 感動です (2015年5月27日 6時) (レス) id: f431b6529c (このIDを非表示/違反報告)
むらさきちゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます！面白かったし、感動もしました！続編読みたいです！ (2015年5月26日 17時) (レス) id: 65bb4095c3 (このIDを非表示/違反報告)
涙 苺 飴(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても素敵なお話でした！大吾さんんん…って最後なったけど、とても楽しかったです！これからも他のお話の更新頑張って下さい！応援してます！ (2015年5月26日 2時) (レス) id: c483f21855 (このIDを非表示/違反報告)
mrn - 完結おめでとうございます♪なんかすっごい感動しました。これからも頑張ってください！ (2015年5月25日 23時) (レス) id: 58337b244c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃな ＆ はゆな
| 作成日時：2015年5月10日 0時
