= sharehouse × day2. ページ31
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「 ……っ、寝れない 」
ベッドに入って、1時間 。
ホラー映画のせいで、寝つけない 。
なんなら、もう怖くて泣きそう…… 。
そんな時、廊下から聞こえてきた足音 。
その足音は、どんどん私の部屋に近づいてくる 。
「 ……… 」
一体、誰?
もう日付も過ぎている、この時間 。
とっくに皆も寝ているはずなのに 。
「 ……どうしよう…っ 」
こうなる事は分かってたのに 。
やっぱり見るんじゃなかった…… 。
_____ガチャ
ついに、私の部屋の扉が開いた 。
目をギュッと瞑って、布団に潜る 。
?「 ……Aちゃん? 」
「 ……へっ?……れ、お…くん 」
上から降りかかってきた声に布団から顔を出せばそこにいたのは玲於くん 。
「 …っうう、もうやめてよ、っ 」
玲「 ごめんごめん。もう大丈夫だから 」
そう言って、玲於くんは私を抱き締めた 。
玲於くんだと分かったのと、抱き締められて感じる玲於くんの温もりに安心したあまり大号泣 。
「 ありがとう、もう大丈夫 」
玲「 やっぱり、こんな事だろうって思ってた 」
「 …え? 」
Aちゃんも、ホラー無理なんでしょ、って笑いながら言う玲於くん 。
「 何で… 」
玲「 見終わった後の顔色悪かったし、心配で見に来たの 」
玲「 今日は、一緒に寝よっか 」
「 ん 」
そう言った玲於くんは、私のベッドに入ってきて、再び ギュッと私を抱き締めた 。
玲「 これで怖くないでしょ? 」
「 ありがとう、玲於くん 」
玲「 おやすみ 」
玲於くんのお陰で、私は安心して、すぐに眠りについた 。
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玲「 _____俺の事見てよ 」
その声と共に、額にキスされた事は知らない 。
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フラワー(プロフ) - Chan Aさん» 是非そうして下さい!ありがとうございます!(*_ _) (2020年1月3日 21時) (レス) id: dc842420a0 (このIDを非表示/違反報告)
Chan A(プロフ) - フラワーさん» この主人公のみたいにJKのような若い年ではないですけど、自分に重ね合わせて見てます!! (2020年1月3日 20時) (レス) id: c8e251a58a (このIDを非表示/違反報告)
フラワー(プロフ) - Chan Aさん» え、そうなんですか!それは良かったです!(^^) (2020年1月3日 19時) (レス) id: dc842420a0 (このIDを非表示/違反報告)
Chan A(プロフ) - 初めまして!誕生日が自分と全く同じでびっくりしました!しかも亜嵐くん推し…偶然すぎて驚いてます♪( ´▽`) (2020年1月3日 19時) (レス) id: c8e251a58a (このIDを非表示/違反報告)
フラワー(プロフ) - まるさん» コメント有難う御座います。私の方ではパクリは一切していません。全て自分で考えて書き上げています。パクリだと思われている小説の方を教えて頂いても宜しいでしょうか。 (2019年12月5日 22時) (レス) id: dc842420a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フラワー | 作成日時:2019年3月29日 22時