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SideA
「美味しかったね〜！」
A「……うん」
私が頼んだのは、チャーハンだった。
あの時と味が変わってなくて
ほんの少しだけ泣きそうになってしまった。
「じゃあ、帰ろっか」
A「あ、ごめん。私、さっきの人と
ちょっと話したくて……」
「あぁ！だよね！！
さっき久しぶりに会ったって言ってたもんね」
A「うん。ごめんね」
「いいのいいの！
久しぶりの再会楽しんで！」
そう言って友達はお店を出て行った。
私たち2人の間には気まずい空気が流れる。
謙太郎「……とりあえず、店じまいしてくるから
ちょっと待っててくれる？」
A「うん」
謙太郎「お待たせ」
お兄さんを改めてよく見ると
あの時と違って髪が少しだけ茶髪になっていた。
でも、顔は何も変わってない……
あの日と同じお兄さんだった。
謙太郎「久しぶり、だね」
A「……うん」
謙太郎「あれから、どうしてたの？」
A「親戚の人に引き取ってもらって
戸籍も正式に"A"に変えたんだ」
謙太郎「そっか」
(主人公)「うん。お兄さんは？」
謙太郎「俺は、1年間刑務所にいて、
出所してから1年間知り合いの飲食店で
バイトしてお金貯めて
この間、この店持ったんだ」
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ゆーみん - すごい良かったです！ 謙ちゃんの作品でなかなかいいものが見つからない中、とっても良かったです！これからも違う作品で頑張ってください！ (2020年8月9日 20時) (
レス) id: 786fce4605 (このIDを非表示/違反報告)
阿部月姫(ｶｸﾞﾔ)(プロフ) - 雪見涼香さん» こちらこそありがとうございます！既に連載が終わっているにもかかわらず、こちらの作品を見つけて読んでくださり感謝しかありません。 (2019年12月22日 21時) (レス) id: 61d19ea87d (このIDを非表示/違反報告)
雪見涼香 - 今中2で、知り合いに安井くん知ってる人がいなくて。このお話めっちゃいいです！作ってくれてありがとうございます (2019年12月22日 19時) (レス) id: b5becbd2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�盒矯�姫
| 作成日時：2018年12月25日 18時
