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SideA
今日はお兄さんのとこに来てから
初めて外に出る。
A「お兄ちゃん！早く早く！！」
謙太郎「俊太郎、落ち着いて」
なんでだろう。今まで外に出ても
こんなに楽しいって思ったことなかった。
お兄さんが、隣にいてくれるからかな。
A「お兄ちゃん、どこに行く？」
謙太郎「俊太郎はどこに行きたいの？」
A「えっ……」
どこ？
今まで学校と家しか行き来してなかったから
どこに何があるかなんて……。
謙太郎「…………じゃあ、俺が行きたいとこに
着いてきてくれる？
その時に、行きたいとこあったら
寄っていいから」
A「うんっ！」
A「ねぇお兄ちゃん。あれ何？」
謙太郎「ん？あぁ、あれはパフェだよ」
A「あれがパフェ……」
すっごく美味しそう……。
謙太郎「あそこ行く？」
A「行きたいっ！！」
私が頼んだのはイチゴとチョコのパフェ。
謙太郎「美味しい？」
A「うん！美味しい！！」
お兄さんは何も頼んでないんだ。
なんか、申し訳ない……。
A「お兄ちゃん、1口いる？」
謙太郎「いいよ。俊太郎が全部食べな」
A「えぇ〜。お兄ちゃんも食べようよ……」
謙太郎「ん、じゃあ1口だけ」
そうお兄さんが言って私はスプーンですくって
お兄さんの口へと運んだ。
A「どう？どう？」
謙太郎「美味しいね」
なんか、デートみたいでいいな。
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ゆーみん - すごい良かったです！ 謙ちゃんの作品でなかなかいいものが見つからない中、とっても良かったです！これからも違う作品で頑張ってください！ (2020年8月9日 20時) (
レス) id: 786fce4605 (このIDを非表示/違反報告)
阿部月姫(ｶｸﾞﾔ)(プロフ) - 雪見涼香さん» こちらこそありがとうございます！既に連載が終わっているにもかかわらず、こちらの作品を見つけて読んでくださり感謝しかありません。 (2019年12月22日 21時) (レス) id: 61d19ea87d (このIDを非表示/違反報告)
雪見涼香 - 今中2で、知り合いに安井くん知ってる人がいなくて。このお話めっちゃいいです！作ってくれてありがとうございます (2019年12月22日 19時) (レス) id: b5becbd2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�盒矯�姫
| 作成日時：2018年12月25日 18時
