#40アルマリナ王国 ページ21
マ「着いたみたいだよい」
貴「うん……」
マルコの声に押され、私は船を降りた。
ここからはどうやら自由行動らしいが、この国での滞在時間は短く、ほとんどの者が船にとどまるか近くの森へにしか行かなかった。
この国は神秘と謎で包まれた国______アルマリナ王国
昔、王族への革命が起きたらしく、この国にはリーダーと言えるトップの位の者が存在していない。
人々は平等に生き、平等に暮らしている。
マ「せっかくだから、時間一杯いろんなところ見ようよい」
貴「うん、見たい……」
何かが頭によぎる感覚にとらわれながら、私はマルコにエスコート(みたいなのを)され、草から石に足場がかわるところをまたいだ瞬間________
貴「な、なに、これ…………!?」
マ「全身の力が、抜けるよい……!!」
体がいきなり重くなった。
実はその石はただの石ではなく、海楼石で出来た足場だったのだ。
この国全体のありとあらゆるものはすべて、海楼石から作られたものだということに、私とマルコは今初めて気がついた。
そして動けなくなった私たちの元に、この国の監視官が数人集まってくる。
どうやら、悪魔の実の能力者には充分配慮しているらしい。
きっとこの国の過去に関係あるんだ………!!
早く解放してほしい。
この力が抜ける感覚は好きじゃない。大嫌い。
苦しむ私たちを見て、ある一人の男が声を震わせた。
声を震わせてこう言った。
「こいつ…………元アルマリナ王国の王女、A様じゃねえか………!?」
私にもマルコにも状況が読み込めないまま、気が付くと手に海楼石の錠がつけられていた。
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*+°ルミエール°+*(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます♪更新少し遅くなるかもしれませんが、なるべく努力はするのでこれからもよろしくお願いします! (2016年9月1日 23時) (
レス) id: 4b8838eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - 続編おめでとうございます！ルフィとの関係が気になります！！ (2016年9月1日 22時) (レス) id: 04a68e04ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*+°ルミエール°+* | 作成日時：2016年8月25日 22時
