#23初めて ページ3
チョップをしてストレスを発散させたみかんちゃんがこつこつ近づいてくる。
貴「ふふ。気持ちい･･････」
おでこにひんやりと冷たい感触が伝わって、心がジーンとする。
ナ「あっつ!!」
みかんちゃんは手をひらひらさせる。
そして、大げさに息をフーッフーッと吹きかけていた。
私も自分のおでこを触ってみるけど、少しあったかい(というより熱い)だけで手のひらが赤くなるほど熱くは･･････ん?
手が赤い。と言うより、体全体が赤い。
ナ「すごい熱･･････!A､今までよく踏ん張れたわね･･････」
貴「えっと･･････ありがと」
こんな経験は初めてで、なんせ返せばいいのか分からないからとりあえずお礼を言ったら、変な目で見られた。
ルフィにもおでこを触られたけど、「うおぉぉ!あっつぃ!?」と叫ぶと、赤く超特大に腫れた手を涙目で見つめていた。
ナ「風邪だから心配はいらないと思うけど、しばらくは安静にすること。その間、出航は無理そうね」
貴「風邪･･････かぁ」
私はぼそっとつぶやくと、隣にルフィが座ってきた。
私はルフィに風邪がうつるとまずいから離れようとするけど、そのたびにルフィもくっついてくる。
貴「うつっちゃうから近付かないでよ」
ル「無理。だって、ナミに監視しとけって言われたからな」
貴「え？みかんは･･････」
見ると、みかんちゃんはゾロと長っ鼻を連れて船を降りようとしていた。
･･････････････ええと、ちょっと待てい！
貴「ちょっとみかん、どこに行くの!?」
ナ「何って、薬買いに行くの!レディが一人で街を歩いてたら危険だから、ゾロとウソップを連れてね!」
ゾ「これはどう考えても･･････」
ウ「荷物持ちだな」
ナ「ふふ♪」
一人はスキップをしながら、二人は絶望的な顔をしながら、町の方へ向かった。
と言うことは今、風邪で力がでない私とルフィが････････････
二人っきり!?
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*+°ルミエール°+*(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます♪更新少し遅くなるかもしれませんが、なるべく努力はするのでこれからもよろしくお願いします! (2016年9月1日 23時) (
レス) id: 4b8838eaa9 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - 続編おめでとうございます！ルフィとの関係が気になります！！ (2016年9月1日 22時) (レス) id: 04a68e04ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*+°ルミエール°+* | 作成日時：2016年8月25日 22時
