【SERVAMP】君は何を探しているの【虚飾】

第３５話　ツンデレ ページ38

そして、放課後。


マコトがどうしても話し合いに参加したくないと言うので、

城田君には散々渋られましたが有栖院君の家に行くことを拒否しました。


「Aごめんねー！僕のために断ってくれちゃって！」


「…別にマコトの為じゃないけど」


「ツンデレかい？ツンデレなのかいAっ！」


「今日はスーパーに行かないで家に帰ろうかなー」


「待ってごめん！僕が悪かったよソーリー！
っていうか僕らがスーパーに行かなかった場合困るのAだよ！」


「１回くらい食べなくても困らないし…」


今は日傘で武装をしているマコト９とスーパーへ行く道中です。

最近、マコト９のでる頻度が上がっている気がするので大変不快です。


「そういえば、何で今日の話し合いは断ったの？」


「昨日も別に話し合いに参加したかったわけじゃないんだよ？
僕は基本的にA以外の誰かとコミニュケーションを取りたくないしね」


…その割には昨日やこの間はハイテンションだった気がしますがね。


「“虚飾”ってねぇ……いや、

僕はコミュ障だからね！仕方ないんだよ！」


「どこが仕方ないの？」






マコトが言いかけた言葉。


なぜ途中で言うのを諦めてしまったのでしょう。


私のこと、そんなに信用していないのかなぁ。






「Aのこと、信用してるよ。本当に。




…だからね、









すき焼きに入れるお肉は豚か牛かAが決めて！！」


「今日の夕飯すき焼きなの！？何で？」


「Aに僕のことも好きになってもらおうと思って！」


「キモい」


「ひどい」

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