検索窓
今日:1 hit、昨日:43 hit、合計:17,379 hit

DFとして ページ44

試合が始まり、早速朝利は高杉に怒られていた。

「朝利ィ!!なんで今オーバーラップしたんだッ!!」
「せ、攻め上がろうと……」
「考えもなしにやるな!!スペースがどうやったら空くか考えろ、Bでやってこなかったのか!?」

さっきの場面、高杉と桐木は前で2人DFを引き付けてた。そこにインナーラップをすることで、DFは対応に追われ、マークが外しにくく朝利は絶好の位置でフリーになれた。しかし朝利は、そこをオーバーラップしてしまい、桐木に付いてたDFが朝利も視界に入れられたことで、対応出来るようになってしまった。

一つ一つのオフ・ザ・ボールの動きは次につながっていることを朝利、そして黒田も痛感することになった。

「Bとは違うだろ、スピードも思考力も。慣れればいいけど、四六時中考えないと慣れないよ、2人とも。」

最初の試合が終わり、結局黒田と朝利は何も残すことなく終わってしまった。
次は俺の番か。位置に着く前に青井のもとへ向かう。

「青井、今日からDFだってな。新DF同士頑張ろうぜ。」
「え?お前も?」
「あー、あの時いなかったもんな。阿久津さんがFWに行くからその穴埋め要員だよ。ま、頑張れよ。」

そう言って自分の位置へと駆け足で向かう。
ゲーム開始──────。

絞る→←絶対ちょっかいかけるよ



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:アオアシ , aoas , サッカー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:jack | 作成日時:2023年3月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。