検索窓
今日:11 hit、昨日:43 hit、合計:17,389 hit

Aチーム始動 ページ21

俺は6:00に起き、30分かけて柔軟体操をする。
小さい頃からの日課で、これがないと1日始まった気がしない。6:30に食堂が空くので、丁度いい。
まだこの時間は起きてこない。
食事を食べて、自室に戻りしばらく自由に過ごしているとノックの音が響く。

「ん、遊馬か。どうした?」
「一緒に練習行かないかと思って来てみたじゃ。」
「おー、時間も時間だしな。行くか。」

アップもするために、早めにコートに向かう遊馬と俺。
2人でストレッチしていると、Aチームの面々がだんだん揃ってくる。
こちらをチラ見する様子が見られるが、まだ仲間としては認識されてないっぽいな。様子見って感じ?
体を伸ばしているといきなりギョッとする目で見られた。

「え、なんか変なことした?俺。」
「いや、Aのストレッチの仕方が異様すぎ。」
「そ、そう?身体伸ばせていんだけどな…。」
「足の関節を首にかけて伸ばすやつなんて見たことないじゃ。」

こうやって伸ばさないと試合中吊りそうになるんだもん、しょうがないやん。

練習時間になると福田さんが姿を現す。
自然とベンチ前に集合する。

「今日は新入りもいるし、軽くオシム式パス回しをやって、終わりだ。」

その言葉を聞き、ざっと動く先輩方。
俺たちどうする?と遊馬と顔を見合わせているとおーい、と声がかかる。

「1年は最初はこっちだ。」
「Aチームに昇格おめでとう。俺と菅原は最近上がったばっかなんだ。一緒にがんばろう。」
「力が認められたらレギュラーの所にいけるから。」
「1年元気ないぞ、緊張してんのか?!」

そう言うのは清水誠(しみずまこと)さん、菅原顕人(すがわらけんと)さん、オジェックさん、そして馬場昌徳(ばばまさのり)さん。
この人たちは、幼い時に見たことあるから昇格生の人達だ。

「最初のうちは着いてくだけでも必死になるぞ、お前ら。覚悟しとけよ。」

そう言うのは松永國貴(まつながくにたか)さんという人で、見たこと無かったから多分スカウトかセレクション。予想はスカウト。

オシム式パス回し→←紅白戦終了



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:アオアシ , aoas , サッカー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:jack | 作成日時:2023年3月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。