今日:7 hit、昨日:43 hit、合計:17,385 hit
小｜中｜大
ﾎﾞﾎﾞﾌﾞｫﾝﾌﾞｫﾝﾄﾞｩﾝﾄﾞｳﾝ!!!!!
いきなり外でバイクの音色が響き渡る。
暴走族でもカチコミにきたのか？？？
そんなことを思っていると、扉からやってきたのはリーゼントの不良。多分あれがスカウト生だな。うん。
「冨樫慶司 。ポジションはサイドバックおよびサイドハーフ！ぅぅぅううう、オオオ俺が来たからには…もう安心だこのチームはぁぁぁあああ！！」
おい、泣きながら顔面崩壊してるって。くせ強いって。
流石の保護者も不安な様子。
「冨樫。バイクの連中と手を切るかサッカーを捨てるか、どちらか選べと言ったはずだ。」
「送ってもらっただけだよ。昨夜から一晩かけて送別ラン。ほんといい奴なんだ…アイツら…。」
とんでもない設定の奴がきやがった。
おもしろそーーー←おい。
「ほれ、寮で同室の青井葦人だ。よろしくな。ユニフォームここまで持ってきてやったんぞ。でな、今から福田のオッチャンがしゃべる番やったんや。ちゃんと聞きたいから…お前これ着てちゃっちゃと座ってくんねーかな？」
「ヒュー。」
思わず口笛吹いちゃったよ。かっこよすぎ？いや、恐れを知らなさすぎ？
「───お前、昇格生？Jrユースの。」
「いや俺はセレクション合格の口やけど？」
「……ならいいんだ♪」
そう言って青井と握手を交わし、自分の席へ座る冨樫。
ならいいってことは、昇格生とはダメだということ。
何か溝あるなぁ、1年生。
そんな冨樫の様子を見て保護者のヒソヒソ声は止まらない。
不良登場 ページ12
「Bチームで結果を出した者だけが…「あァ、すまんすまん。遅れた。」……彼が直接指揮する、ユースチームA(1軍)へと昇格できる。」
そう言うと、一気に周りの緊張感が上がった気がした。
まあ、こんなスターに教えて貰えるなんて願ったり叶ったりだもんな。
「失礼。それでは自己紹介を。ユースチーム監督、福田達也だ。よろしく頼む。」
一瞬福田さんの視線が青井の方へ向かった。
セレクション上がりとは言ってたけど、なんか2人関係性ありそうだな。面白そう。
いきなり外でバイクの音色が響き渡る。
暴走族でもカチコミにきたのか？？？
そんなことを思っていると、扉からやってきたのはリーゼントの不良。多分あれがスカウト生だな。うん。
「
おい、泣きながら顔面崩壊してるって。くせ強いって。
流石の保護者も不安な様子。
「冨樫。バイクの連中と手を切るかサッカーを捨てるか、どちらか選べと言ったはずだ。」
「送ってもらっただけだよ。昨夜から一晩かけて送別ラン。ほんといい奴なんだ…アイツら…。」
とんでもない設定の奴がきやがった。
おもしろそーーー←おい。
「ほれ、寮で同室の青井葦人だ。よろしくな。ユニフォームここまで持ってきてやったんぞ。でな、今から福田のオッチャンがしゃべる番やったんや。ちゃんと聞きたいから…お前これ着てちゃっちゃと座ってくんねーかな？」
「ヒュー。」
思わず口笛吹いちゃったよ。かっこよすぎ？いや、恐れを知らなさすぎ？
「───お前、昇格生？Jrユースの。」
「いや俺はセレクション合格の口やけど？」
「……ならいいんだ♪」
そう言って青井と握手を交わし、自分の席へ座る冨樫。
ならいいってことは、昇格生とはダメだということ。
何か溝あるなぁ、1年生。
そんな冨樫の様子を見て保護者のヒソヒソ声は止まらない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：jack | 作成日時：2023年3月4日 23時
