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朝
外からザーザーと、水の音が聞こえる
雨が降ってるらしい
今日は学校も部活も休み
休みの日はいつも屋上にいる
そういうわけで、私は顔を洗い、歯を磨き、ジャージに着替えて屋上に向かう
屋上へ出るための鉄の扉
キィっという音を立てて扉を開ける
あ、傘忘れた…
…戻るのもめんどくさいし、このまま雨に打たれよう
冷たい雨に打たれてジャージが濡れ、下着にまで染み込む
…帰ったらシャワーでも浴びようかな、じゃないと風邪をひきそう
……たまに思う、私が病気になったらお兄ちゃんは心配してくれるのだろうか
もし、屋上から飛んだらお兄ちゃんは……
けど、私には屋上から飛ぶなんて勇気はない
死ぬのが怖いと思うのは誰もが同じだと思う
キィ……
屋上の扉が開く音…誰か来た
谷崎「こんなところで傘も差さずにどうしたの？」
…王帝月ノ宮サッカー部のミッドフィルダー、谷崎義弥先輩
この人は白銀の妖狐と呼ばれ、正直なに考えてるよくかわからない、つかみどころのないというか…とにかく不思議な感じがする先輩だ
谷崎「風邪引いちゃうよ？」
なにも答えない私に歩み寄った
そして、腕を掴まれ扉の方に行く
というか、この人はなんでここに？
谷崎「屋上に上がって行くAちゃんが見えたから」
…確かライセンスカードに心を見透かすような…って書いてあったけど……本当に心見透かすんだ…
……ん？見かけたからついてきたの？なんで？
…雨にうたれたからかな…寒い…
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神田・スカーレット(プロフ) - 楓さん» エリ蔭てww (2019年1月22日 2時) (
レス) id: 10117e385e (このIDを非表示/違反報告)
瞬木天馬(プロフ) - 楓さん» 結局は兄妹のすれ違い的なのを表現したつもり（表現力はそんなにないけどw）毎日チェックしたんだね、ありがとう (2019年1月5日 1時) (レス) id: 28922b662b (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 最終的にエリ蔭さんとも関係よくなったし、谷崎くんとの関係も良好で最高だったよ！毎日毎日更新チェックしてたから(そのくらい大好きでたまらなかった笑) (2019年1月5日 1時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
瞬木天馬(プロフ) - 月詠乃朱さん» ありがとうございます！気に入っていただいてよかったです。な、何度も読み返す…ですと！？泣いて喜びます！← (2019年1月4日 21時) (レス) id: 28922b662b (このIDを非表示/違反報告)
月詠乃朱(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後まで面白いお話でした。話が私の好みだったので、何度も読み返そうかなと思います。他の作品でも、更新頑張ってください！ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 7ff82050cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瞬木天馬 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1v15if51/
作成日時：2018年10月4日 4時
