田舎育ちのハイパー野生児が世間知らず過ぎてヤバすぎる ２【東京卍リベンジャーズ】

#48 ページ2

A視点



あの後3人でトランプをしたり、
テレビゲームのソフトを3本くらいやったり遊び尽くした。

お風呂後には二人に開けてなかった父さんの服を貸して、
着ていた服をコインランドリーまで洗濯と乾燥しに行った。


そうこうしてるうちに、いつの間にか時間は22:00に差し迫ろうとしている。





『あー……、楽しかったぁ』


蘭「トランプであんなに盛り上がるとはな〜」


竜胆「七並べは最悪すぎた」


『わかる。七並べの蘭酷かったよ』


竜胆「兄ちゃん絶対7の前後止めるもんな」


蘭「竜胆とAもやってただろーが」


竜胆「ジョーカーのとこ出してたのほぼ兄ちゃんだったろ」




蘭のことを非難してはいるが、
思い出してみれば3人とも同レベルの戦いだったなコレ。
やっぱり止めてんじゃんって何回思ったことやら。

七並べの他にスピードもしたが、これが一番白熱した。
3人ともほぼ互角で手札の並びが悪いか、
手札を掴み損ねたとかのちょっとしたミスでしか
差がつかなくて見てる時もドキドキした。




『……ワガママ言ってよかった』


蘭「な？蘭ちゃんの言う通りだったろ〜？」


『うん。ありがと……』


竜胆「眠いなら寝ていいぞ。……おやすみ」


『おやすみ……』


蘭「……おやすみ、A」




蘭「……」


竜胆「おい、兄ちゃん……」


蘭「分かってるよ。デコならセーフかと思ったんだけどなー」

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