田舎育ちのハイパー野生児が世間知らず過ぎてヤバすぎる【東京卍リベンジャーズ】

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千冬くんが私の世間知らずにショックを受けている間に
ケースケは台所にペヤングを作りに行ってしまった。
ごめんなさい千冬くん。
さすがにショック受けるとは思わなくてちょっと罪悪感が湧き始めてきた。
反省してます。


必然的に二人きりになってしまったけど、
話すことないな。
話題がケースケの事しかない。
寧ろ話題にして小学生時代のケースケについて話すとか？



千冬「……あの、」


『お、何かな？』


千冬「俺がいない間に、場地さんと何か話しました？」


『あ、分かった？さすがだね』


千冬「いつもよりなんか、気分が晴れてたみたいだったので。何を話したんですか？」



さすがに羽宮一虎のことは話せないから出来る限り、千冬くんには話してあげよう。
こんなケースケ想いのいい子、不安にさせれないからね。
もし不安にさせたらケースケから怒られそうだし。



『千冬くんならわかってると思うけど、ケースケって優しいしめちゃくちゃ仲間思いだからさ。皆を不安にさせたくなくて一人で頑張ろうとするから、そういう時は頼ってねって言っただけだよ』


千冬「そう、だったんスね。俺からも改めて言わせてください。ありがとうございます、Aさん」




お、おぉ……！
千冬くんは私に対して完全に心を許してくれたみたいだ。
さっきのことをすごい感謝されている。

やっぱり千冬くんもケースケの優しさゆえの危うさに気づいているんだ。
その危うさが私との話でなくなった……とは言い切れないけど
前よりは確実に良い方向に進むようになった。




千冬「……で、Aさんに聞きたいんすけど、」


『お、千冬くんだからケースケのことかな？』


千冬「まぁ、そうなんすけど……。ズバリ！小学生の時の場地さんってどんなでした！？」


『小学生のケースケね。まぁ、マンジローより詳しいわけじゃないけど、例えばアレとか……』



ケースケが帰ってくるまで小学生時代のケースケについて
語り続けた。








ま、話してる最中にケースケが帰ってきて
「勝手に話してんな！」って怒られたけどね。
千冬くんが楽しんでたからつい。

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