２つの恋物語。 (ページ3)

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その後、けいちゃんが私よりも叫んでいたのは言うまでもなく、

今は車で送ってもらってるとこ。

運転してるけいちゃんもかっこいいなー

なんて。

でもね、最近変なの。

慧「ねぇ、A。」

『んー？』

慧「Aはずっと、俺の隣にいてくれる？」

『、、もちろんだよ？』

こうやって、私に愛情確認してくることが多くなった。

慧「よかったぁ。」

ふわふわな髪が風に揺れながら安心したような表情のけいちゃん。

あ、もう着いちゃった。

慧「A、こっち向いて。」

けいちゃんの方を向いた途端、リップ音がなった。

慧「大好きだよ。A。」

『っ、、！ばかぁ。』

慧「かーわい。」

同時に首にチクッとした痛み。

『えっ、ちょ、』

慧「いいでしょ？Aは俺のっていう印。」

『み、見えちゃう。』

慧「他の男に見せつけるためだからいーの。」

なんだろう＿＿＿

慧「じゃあ。またデート、しよーね？」

そう耳元で囁く彼は確信犯。

きっと今の私は真っ赤だから

『じゃ、じゃあね！』

なんて言って家に帰る。

変わった気がする＿＿＿＿