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『おーい、A!』
カフェに向かうと、もうルカはついてたみたいで手をいっぱいに振って私を呼んだ。
「ごめんね〜
講義ちょっと延長してさ..」
『構わん構わん!』
「どうしよ、とりあえず注文だよね、
ルカは何にする?」
『あ、待って!
まだ助っ人到着してないからさ』
「あ、そうだったね、助っ人さん」
すっかり"助っ人"の存在を忘れてたけど、
5分も経てば異彩を放った男性二人が入店した。
"おっ"って表情を見せたルカを見て、まさかこの人じゃないよね....なんて思うけど
『目黒くん、渡辺くん!こっち!』
なんてルカが二人を呼ぶから、やっぱりあの二人が"助っ人"みたい、
終わった........
ルカ『あ、紹介します!
こちらが目黒蓮くん、そしてこちらが渡辺翔太くん』
翔『ぐはぁ、ルカ、お前何その余所余所しい感じ、』
蓮『あ、目黒蓮です』
翔『んぁ、俺渡辺翔太っていいます』
「......存じ上げております。
よろしく、お願いします」
この二人はうちの大学での有名人みたいな人たち。
右側の渡辺さんは、塩顔イケメンでコミュ力も高くて、ふっかと同じように周りに常に人がいる。
左側の目黒さんは、現役モデルさん。
SNSでもフォロワーが1万人超えてるような、ちょっとした有名人だよね。
どっちもイケメンだし、今目の前に二人が座っていて目も合わせられないくらい煌びやか、
だけど、私が今まで関わることのなかった人種の人たちで、こんな人気者の陽キャさんたちは私が横に並ぶにはおこがましいほど。
だから、二人が助っ人って、どういうこと?
「えっと...」
ルカ『さっき話してた助っ人2人です!』
「え...」
蓮『緊張してる?
大丈夫だよ、俺もちょっと緊張してるし』
そう言って微笑むのはテクノカットモデル目黒さん。
翔『この子のイメチェン計画すんの?』
ってちょっとダルそうなのが渡辺さん。
どっちもオーラが凄すぎて、圧倒される。
「えっと、...大丈夫です!
あのお断りします!」
この空間に、そもそも私はいるべきじゃない、
そう察した私は、来てもらって申し訳ないけど二人のお助けを願い下げた。
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あやの(プロフ) - 廉桜さん» ありがとうございます( ; ; )嬉しい限りでございます! (2021年8月16日 1時) (レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - あやのさん» よかったです^_^とても面白いお話なので楽しみにしてます!頑張って下さい! (2021年8月16日 0時) (レス) id: 1a19d45977 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 廉桜さん» ぎゃああ本当ですね( ; ; )何度もありがとうございます。助かりました! (2021年8月15日 15時) (レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - あやのさん» 全然です!本当に指摘続きで申し訳無いのですが、追加されたお話の順序って多分逆じゃ無いですか??違ったら本当に申し訳ないです(汗) (2021年8月15日 14時) (レス) id: 1a19d45977 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 廉桜さん» ご指摘ありがとうございます!修正いたしました。ご指摘いただいた話の間にもう1話あったので、話の繋がり的にそちらも除いていただけると嬉しいです。コメントありがとうございました! (2021年8月15日 10時) (レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやの | 作成日時:2021年8月15日 2時