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すると、見兼ねられたのか
次の2ターン目がきたとき
「よし、次こそは！」
蓮『待って、一緒にやろっか』
「え？」
蓮『言ったじゃん、投げ方にコツがあるって』
そう言って目黒さんもなぜか一緒に立ち上がる。
蓮『まずね、脇、ちょっと開きすぎかな。
肩の力抜いて、でも脇は締めて投げてみて』
そう言って目黒さんは私の右肩に触れる。
男性に触れられるなんて、この間渡辺さんに触れられたくらいで、免疫がない私にとっては一大事。
蓮『あ、無理に助走つけなくていいよ、
もちろんつけた方が勢い出るんだけど、ボール離すタイミングとかわかんないんだったら、初めはここから』
今度は私の両肩をもって、投げるラインまで移動させられる。
「え、ちょ、はい」
あぁぁ
明らかに動揺しちゃってるのバレちゃうよ
繕えないくらいに意識しちゃって、恥じらいすら感じる。
蓮『力抜いて〜
あ、目線は近くじゃなくてピンの方ね』
いやいや、力入るのはあなたのせいです！
あなたがずっと肩に触れるせいで力んじゃうんです！！
すると、座ってたはずの渡辺さんが
翔『おい目黒、触りすぎ』
蓮『あ、ごめんっ』
渡辺さんの注意で目黒さんの手が離れる。
緊張するから離してほしかったくせに、なんだか残念に感じる自分の気持ちに気付いて、違和感。
翔『目黒がそんなことしたら、こいつ落ちるから』
蓮『ふは、なんだよその理由、笑
Aちゃんはふっかが好きなんだから、逆に失礼だよ』
翔『いや、わかってねーな、
とりあえずお前はもう触んな、ふっかさんを好きなのは許せるけど、なんか目黒は無理』
「な、何言ってんのよ二人とも、
安心して！私はちゃんとふっかが好きだから」
勝手に私が目黒さんのことを好きになることになってて
ちょっと渡辺さんの意図はわかんないけど、渡辺さんが入ってきて目黒さんはしっかり離れていった。
よし、じゃあ気持ち切り替えて投げる、ぞ！
目黒さんの言ってた通り、肩の力を抜いて、
先の方を見て
今流行りの全集中で投げてみると、
「やったぁ！みて！全部倒れたよ！」
蓮『うおぉぉぉぉ！』
翔『わぁぁー！すげーーーーーっ！』
人生初のストライクを出すと
雄叫びのように声を上がる目黒さんと
5歳児のように喜ぶ渡辺さんでした。
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あやの(プロフ) - 廉桜さん» ありがとうございます（ ; ; ）嬉しい限りでございます！ (2021年8月16日 1時) (
レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - あやのさん» よかったです^_^とても面白いお話なので楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2021年8月16日 0時) (レス) id: 1a19d45977 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 廉桜さん» ぎゃああ本当ですね（ ; ; ）何度もありがとうございます。助かりました！ (2021年8月15日 15時) (レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
廉桜(プロフ) - あやのさん» 全然です！本当に指摘続きで申し訳無いのですが、追加されたお話の順序って多分逆じゃ無いですか？？違ったら本当に申し訳ないです（汗） (2021年8月15日 14時) (レス) id: 1a19d45977 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 廉桜さん» ご指摘ありがとうございます！修正いたしました。ご指摘いただいた話の間にもう1話あったので、話の繋がり的にそちらも除いていただけると嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2021年8月15日 10時) (レス) id: 843f918905 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやの | 作成日時：2021年8月15日 2時
