検索窓
今日:7 hit、昨日:39 hit、合計:148,555 hit

. ページ45

_









『やから、やっぱりクズの俺はAちゃんと付き合う資格なんてないんよ』








弱々しくそう吐く康二くん。









「そんなことない、

 私はそんな康二くんを好きになったんだよ」







『でも、たぶんその翔太、くんの方が、Aちゃんを幸せにできると思うねん』







「翔太は、だから従兄弟なの。

 何がどうなっても、それ以上の感情は沸かない、

 それに康二くんがいいの!」








さっきから私は感情で康二くんと向き合ってる。







だから、"翔太は従兄弟"



これが私の答えなんだ。









「康二くん、わたしには貴方が必要なの。

 

 康二くんは、つまんない毎日を照らしてくれた太陽なの。

 クズでもなんでもいい、ありのままの康二くんが好き!





 ....戻ってきてよ」








そう言うと、いつもの子犬みたいな目でわたしを見つめる康二くん。









『ほんまに、俺でええの?』









「もう、何回も言わせないで。

 康二くんがいいの」








『Aちゃん、


 もう、ほんまごめん、大好きや』









そう言って康二くんはわたしを強く抱きしめた。








頭に右手を添えてくれたけど、その手はいつもと違って震えてた。









だから、"ずっと傍にいるよ"



そう伝えた。







_

10→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (156 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
621人がお気に入り
設定タグ:向井康二 , 渡辺翔太 , SnowMan
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あやの | 作成日時:2021年7月7日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。