ただの都合の良い女だから《橙》 (ページ31)

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「.......ぁ..ん.......」

声が出るのが嫌で、自分の手で口元を隠したら、その手を取り上げて壁に押し付ける彼。

もう片方の手は、まだその割れ目をなぞってる。

「......ぁん、」

「....こ..こじくん...、そこダ..メ」

「..あぁ、.......んん!.......」

もう、その私の敏感なとこばっか虐めてくる康二くんは、壁に押し当ててた腕を離したかと思いきや、彼のモノに私の手を持ってくる。

もちろん康二くんのも、硬さがあって。

彼の息遣いとか、たまに漏れる声から、興奮してることが伝わって、

私だって虐めたくなる。

自分についた石鹸を手に纏わせて、康二くんのに這わせたら、ビクンって一度だけ反応して

それが可愛くて、自分の手も加速する。

康二くんの息も荒いよ。

もう焦ったくて、泡を流して康二くんは、そこにあった椅子に座って、私を跨がせて、ナカに入ってくる。

もうお互い制御なんかできなくて

彼氏の康二くんに全てを委ねて、乱れ合うことの快楽に襲われた。

「.....ぁん、....ぁ...や....もうダメ...!」

『..あぁ、俺も、無理かも、.......』

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