＃５８ ページ9
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テヒョンが友達から彼氏に変わっても、私は周りの目を気にする性格は変わらなくて。
むしろ、余計に気にするようになった。
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TH「手繋ご」
JY「え、今？」
TH「いいじゃん、みんな知ってるんだし」
テヒョンはクラスの人気者で、私たちが付き合ったことはすぐに広まった。
でも、私が気にしていたのはテヒョンでも、ジミンでもなくて、周りの目だった。
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JM「やっと付き合ったの、やっと。笑」
TH「なにやっとって」
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お似合いとか、意外とか、そんな言葉ばかり気にして。
何より、私には心から喜んでくれた人がジミンしかいなかったように見えて勝手にショックを受けていた。
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クラスでも学年でも、なんなら学校全体で人気者だし
周りからなんでこの人と付き合ってるの？っていう目を向けられている気がして
付き合っているのに、やっと付き合えたのに
全然楽しくなかった。
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JY「…ごめんテヒョナ。」
TH「…急だねほんと」
JY「テヒョナにはもっといい人がいるよ」
TH「…俺の事、好きだった？」
JY「…っ、私は友達としては好きだったよ。でも付き合ったら自分勝手だし私の話聞いてくれないし、
……っ、嫌いになったの。」
私はテヒョンに別れようって言った時、器の小さい自分を誤魔化すために
思ってもいない、むしろ絶対に思わないような酷いことをテヒョンに言って
恋人も、友達という関係すらも捨てた。
TH「…そっか、ごめんね我慢ばっかりさせて」
JY「…ううん、」
TH「じゃあ友達としてまたJY「無理だよ」
JY「ごめん、もう嫌いになったの」
TH「……分かった、今までありがとう、」
JY「…うん、バイバイ」
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テヒョンに背を向けて、歩き出した時
耐えていた涙が溢れてきて止まらなかった。
好きだった。大好きだった。
だけど、周りにを気にして、テヒョンといると自分が惨めに見えて
結局自分を守るために、テヒョンを傷つけた。
思ってもいない悪口がすらすら出てきて
結局、私は孤独を選んだ気になっていた。
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ぴら(プロフ) - jkさん» まじですか！！？？(すみませんつい汚い言葉が。)とてもとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月10日 16時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
jk - 今までで一番好きかもしれん! (2020年5月10日 15時) (レス) id: a7604867ab (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて喜んでいただけたようで私も嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - キュンキュンしました！とても面白かったです！完結おめでとうございます！青春を感じれてキュンキュンしました！ (2020年5月10日 5時) (レス) id: 2c5e9ba063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2020年3月30日 4時
