＃８３ ページ34
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みんなに囲まれて、話していると
大きな声が教室中に響いて、
その声がテヒョンくんだって最初に気づいたのは
やっぱりジミンくんだった。
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教室のドアの方に視線を向けると、ジヨンさんとテヒョンくんが立っていて
しっかりと握られていた手に、思わず笑みが零れた。
JM「なんだよテヒョナー！」
ガヤガヤと騒がしい声に負けじとジミンくんが叫ぶと
私たちの周りは少しだけ静かになった。
TH「これからアイス食べに行くんだけど、ジミナ達も行くー？」
JM「おう！いくよー！」
TH「じゃあ、下で待ってるよー！」
JM「すぐ行くー！」
大きな声でやり取りするふたりを、
囲んでいたクラスメイト達だけは静かに聞いていた。
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TH「あ、そうだ、Aとはどうなったんだ？」
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急に出てきた名前に、びっくりしていると
ジミンくんと少しだけ目が合って、目を細くした優しい笑顔を向けられた。
つられて笑顔を向けると、ジミンくんはまたテヒョンくんたちの方を向いた。
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JM「Aはもう俺の彼女だよー！」
ジミンくんは、クラスみんなが見てるんじゃないかってくらいの一際大きな声でそう言った。
…………か、彼女っ！？//
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JM「じゃ、俺たち用事あるから、また明日！」
「わっ、ちょっ！」
きっと顔が真っ赤な私の手を、見つけて握ると引っ張って
クラスメイトの間を２人で抜け出した。
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走っているジミンくんの手をさりげなくぎゅっと握り返すと
後ろを振り返って、糸目の笑顔を向けられた。
JM「お・れ・の・オバケちゃんだもんね？笑」
「…うん、ジミンくんの…ですっ//」
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私達は、手を繋いで学校の中を走っていった。
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ぴら(プロフ) - jkさん» まじですか！！？？(すみませんつい汚い言葉が。)とてもとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月10日 16時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
jk - 今までで一番好きかもしれん! (2020年5月10日 15時) (レス) id: a7604867ab (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて喜んでいただけたようで私も嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - キュンキュンしました！とても面白かったです！完結おめでとうございます！青春を感じれてキュンキュンしました！ (2020年5月10日 5時) (レス) id: 2c5e9ba063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2020年3月30日 4時
