＃７６ ページ27
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視界が歪んでいたのは気づいてた。
でも、それが落ちないように必死に目を閉じないように耐えてた。
それなのに……
JM「…A？どうしたの？」
心配そうに見つめてくる優しいその瞳のせいで
結局、それは言葉と一緒に溢れてしまった。
「…ご、めんなさい、もうジミンくんには迷惑かけませんから…っ、」
JM「迷惑？」
もう、息が詰まって苦しくて話したいことが出てこない。
それなのに、涙はどんどん溢れてくる。
「…ジミンくんを無理に出場させることはできないです。ショーは、棄権してきます…っ、」
JM「…え？まって…っ、」
言い逃げしようと思った私の思惑はあっさり見破られて
手首を掴まれて、元の場所に戻される。
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JM「…もしかして、俺たちの話聞いてたの？」
「…ごめんなさい、１人で突っ走ってジミンくんの気持ち分かってなくて…本当にっ、」
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ごめんなさい、って言い切る前に、強く手首を引っ張られて身体が前に倒れていく。
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JM「…ごめん、Aなんか勘違いしてる、」
「…へ？」
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急な出来事すぎて、頭がついて行かない。
引っ張られて前に倒れそうな体は、ジミンくんに呆気なく捕らえられて
しかも、ジミンくんの腕は苦しいほどに動けないほどに強くて
そして耳の近くでダイレクトに響く声が、その距離を感じさせて。
更には、私の勘違いと彼は言っていて。
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もうなにがなんだかわからない。
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ぴら(プロフ) - jkさん» まじですか！！？？(すみませんつい汚い言葉が。)とてもとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月10日 16時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
jk - 今までで一番好きかもしれん! (2020年5月10日 15時) (レス) id: a7604867ab (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます！キュンキュンしてもらえて喜んでいただけたようで私も嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (2020年5月10日 11時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - キュンキュンしました！とても面白かったです！完結おめでとうございます！青春を感じれてキュンキュンしました！ (2020年5月10日 5時) (レス) id: 2c5e9ba063 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2020年3月30日 4時
