＃３４ ページ34
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「…ジミンくん、教室戻った方が…」
JM「…」
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あれ？私の声、聞こえてない？
ジミンくんは、ただ保健室のドアの方を見つめていた。
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「ジミンくん、」
JM「…オバケちゃんの手当したら行くよ。」
「…私、大丈夫だから早く戻った方が、」
JM「なんで？」
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パイプ椅子に座ってる私を見上げてるジミンくんの顔は少し怒ってて
声も低くて、嫌な意味でドキッとする。
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「…だ、だって、私なんかと一緒にいたらジミンくんがみんなに何言われるか…」
「…私のせいでジミンくんが…嫌な思いをするかもしれないし…」
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ジミンくんの眉間のシワが深くなって行くのがわかって、語尾まで声が出ない。
なんで、怒ってるんだろ。私がめんどくさいことに巻き込んだからかな…
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JM「…俺が何言われたって、オバケちゃんには関係ないから」
「か、関係あるよ！私のせいだもん…」
JM「俺は周りの声なんて気にしない。だからオバケちゃんだって気にしなくていいんだよ」
「そういうわけにはいかないよ、」
JM「だからなんで？俺は間違ったことなんかしてないじゃん…っ、友達を助けて何が悪いんだよ！
間違ってるのはいじめるあいつらなんだから、俺達がコソコソする必要なんてないんだよ！」
「…、」
JM「…ごめん」
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ジミンくんが頭を掻きながら、保健室を出ていった。
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ぴら(プロフ) - オンマさん» 正義感の強いジミンくん最高ですね。笑 これからもっともっとかっこよくなりますよ〜！！ (2019年10月21日 22時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - ジミンくん カッコイイ。 惚れますね^^ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 63074e1157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2019年5月6日 19時
