＃２６ ページ26
.
JM「オバケちゃん！！」
大きな声で勢いよく鉄のドアを開けて入ってきたジミンくん。
あのドア意外と重いけど、軽々開けたなぁ…
.
.
JM「ねぇ！見てみて！！」
「…こ、これは…」
JM「朝、オモチャ屋さんの前通ってきた時にこれ見つけてさ！」
ジミンくんが見せてきたものは、小さなフィギュアで
髪の長い女の人のオバケのやつだった。
某ホラー映画とコラボしたらしいそのフィギュアは、最近よくテレビで宣伝していたから私も知っていた。
JM「なんか、サイズ感的に可愛くない？」
「…ま、まぁ…」
JM「これ見つけた時オバケちゃんに見せたくて即買いしちゃった！」
「私に？」
JM「うん！これあげる！」
手のひらに乗せたそれを私に向けて差し出すジミンくんは、なんか小学生みたい。
「…ありがとう、」
JM「お部屋にでも飾って置いてね」
「…うん、笑」
今は私の掌にあるそのフィギュアを見ると
長い髪とか、私みたいで
もしかしてジミンくん、私に似てるから買ってきてくれたのかな、なんて思ったりもしたけど
内心、少しだけ嬉しかった。
.
.
その日のお昼は、その映画のことで少し盛り上がって
いつもよりジミンくんと話せて、少しだけ仲良くなれた気がした。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 703人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴら(プロフ) - オンマさん» 正義感の強いジミンくん最高ですね。笑 これからもっともっとかっこよくなりますよ〜！！ (2019年10月21日 22時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
オンマ(プロフ) - ジミンくん カッコイイ。 惚れますね^^ (2019年10月21日 19時) (レス) id: 63074e1157 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴら
| 作成日時：2019年5月6日 19時
