好きまで突っ走れ！-TH-

＃３８ -TH- ページ38

THside







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Aが帰って、急に静かになった車内。


ちょっと家に返したくなかったな。笑


そんなことを考えながら、車を走らせると









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あっという間に住んでいるアパートに着いてしまった。


やべ、また飛ばしちゃったよ。笑


Aがいないと危ないな。笑









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家に帰ると、ソファーに座ってカトクを開く。



新しく追加された"A"の文字になんか胸が高鳴った。









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文字を撫でながら見ていると、通知を知らせる音がなった。



相手は






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Aからで、







"今日は本当にありがとうございました。

久々で、とても楽しかったです。"









と、淡々と書かれている文がAっぽくて、思わず笑ってしまった。



敬語に戻っちゃってるし。笑



"こちらこそありがとう。"と打って送ろうとした時、


また更新されたAからのメッセージ。









"次は動物園に行きたい"









というのと、ライオンが手を上げて喜んでいるスタンプ。



うん、こういう所がすごく…俺のツボ。笑



素っ気ない文とその後のこのスタンプが



すごくミスマッチ。









照れ隠しなのかな？って思うと、



なんかめちゃめちゃ愛おしく感じて、



いつまでもAとのトークを見ていた。









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