＃３７ ページ37
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だんだん見慣れた景色が流れるようになってきて
ただそれを眺めていた。
TH「着いたよ。」
車がゆっくり止まると、彼はそれに合わせて低い声で言った。
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なんだか名残惜しい感じがしていたけど、無理やり体を動かして
車を降りた。
「…き、今日は本当にありがとうございました。」
TH「こちらこそ、ありがとう。笑」
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優しく微笑むと、何かを思い出したように
"あ、ちょっと待って"
と言ってポケットから携帯を取り出してた。
TH「携帯、貸して？」
手のひらを私の方に出してくるテヒョン。
差し出された手の上に素直に私の携帯を置くと、
真剣に操作をして、少ししてからまた明るい画面のまま返された。
見ると、新しく追加された"キム・テヒョン"の文字
もう一度彼の方を見ると、いたずらに笑って
"次、行きたいところ送ってね"と言った。
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心臓がまたうるさくなるから
隠すように頷くと、またニカッと笑った。
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TH「…じゃあ、おやすみ。」
「…お、おっ、おやすみなさい。」
バンッ、と車のドアを閉めると
中でバイバイと言いながら手を振る彼が見えて、
同じように手を振ってから、家まで歩き出した。
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玄関に着いてからもう一度、後ろを振り返るとまだ車があって
中は見えないけど、まだテヒョンがいると思うと
自分でも頬が緩んで行くのがわかった。
そんな顔を隠すように、私は玄関の扉を開けた。
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ぴら(プロフ) - Yukiさん» 必ずお返事しますよー！ありがとうございます！そう言っていただけるとすごく頑張れます(泣) (2018年11月25日 17時) (
レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - お返事嬉しいです！とってもキュンキュンしてます！笑笑これからも更新頑張ってください！！ (2018年11月24日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます！私もお話を考えながらニヤニヤしてます。(笑) ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (2018年11月18日 0時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
くれあ(プロフ) - ぐへへｗｗｗ画面の前でニヤニヤしている私です。はい。好きです。はい。更新頑張ってください！ (2018年11月17日 21時) (レス) id: 500732c7f9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ランさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるともっと頑張れます！テヒョンとの関係お楽しみに！ (2018年11月8日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2018年11月4日 1時
