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#33 ページ33

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繋がれた手を引っ張られてテヒョンの後を追うと、まるで森の中のような細い道を通って、




2分くらい歩くと、暗い道の先にトンネルの出口のような光を見つけた。









「ねぇ、テヒョン、本当にこんな所に乗り物なんてあるの?」



TH「…もう少しだよ。」








私の方に振り返ることなくそう言うと、



テヒョンは私の不安を悟ったのか、



離れかけていた手をもう一度繋ぎ直すと、



私の手をテヒョンの大きな手がより強く包み込んだ。









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ようやく出口に近くなっても大きな木で隠れて、その先がよく見えない。



車の進入禁止のポールを跨ぐとそこには、









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さっきの遊園地の明るさとは比べ物にならないくらい明るくなった、




カラフルな観覧車があった。









「…なにこれ、すごい…」



TH「綺麗でしょ?この観覧車。」



「…うん、でもなんで?遊園地と結構離れてるのに、こんな所に観覧車なんて…」



TH「この観覧車はね、頂上から見える景色が一番綺麗に見えるように計算されてここに建てられてるんだよ。」



「…そうなんだ…すごいね、この観覧車、」









暗い空にきらきらと光る観覧車。



彼の方に視線を移すと、その光に照らされて



テヒョンの横顔が美しく光っていた。



観覧車を見つめる瞳、長いまつ毛、薄めの唇、



全てがカラフルな光に照らされて、あまりの綺麗さに思わず息を呑んだ。









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彼はゆっくりと私に視線を向けると、


さっきの美しさとは真逆と言っていいほど無邪気に、


クシャッと笑って、また私の手を引いて光の中へと歩き出した。





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ぴら(プロフ) - Yukiさん» 必ずお返事しますよー!ありがとうございます!そう言っていただけるとすごく頑張れます(泣) (2018年11月25日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - お返事嬉しいです!とってもキュンキュンしてます!笑笑これからも更新頑張ってください!! (2018年11月24日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます!私もお話を考えながらニヤニヤしてます。(笑) ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (2018年11月18日 0時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
くれあ(プロフ) - ぐへへwww画面の前でニヤニヤしている私です。はい。好きです。はい。更新頑張ってください! (2018年11月17日 21時) (レス) id: 500732c7f9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ランさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けるともっと頑張れます!テヒョンとの関係お楽しみに! (2018年11月8日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴら | 作成日時:2018年11月4日 1時

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