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?「運命は自分で決めるものだ、とも言うじゃないですか?」
急に、低いハスキーな声が耳に入った。
「……っえ………キムテヒョン、さん、……」
TH「運命は自分で決めるってよく言うよね。」
「…っ…そっ、そう、……ですけど……」
TH「好きな人と結婚したかった、とか?」
ポケットに手を入れながら、歩いてくる。
TH「それとも、誰かに決められた運命なら、それをいい方に動かすこともできるんじゃないかな。」
私の正面に来ると、口角と顎を少し上げて、なんか、してやったみたいな顔をする。
………………くそ、
言ってることも正論だし、顔もかっこいいから何も返せない。
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「……ち、ちょっとっ…!」
彼は、私の正面に来ると急に、顔を近づけてきた。
いやいや、、顔が近い、っていうか近すぎ!
心臓も……うるさい。
待って待って、初対面なのに、、
まさか、、キ、キ、……
咄嗟に目を閉じた。
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TH「………………っできたっ!」
「……ぇ……?」
しばらく静かだった空間に彼の声が響いた。
驚いて固く閉じていた目を開けると、
彼が白い歯を見せて笑っている。
右耳にはさっきまでなかった重みがある。
TH「イヤリングが落ちてましたよ。でも、もう大丈夫。」
右耳の重さの正体は、彼がつけてくれたイヤリングだった。
キ、キスじゃなかった……。
無意識にに目をつぶって、身体に力を入れていたみたいで恥ずかしい…………、
うわ、私、絶対顔赤いじゃん……
顔を見られたくなくて下を向く。
あー、穴があったら入りたいっ……。
TH「Aさん。」
ゆっくり彼の顔を見ると、
さっきまで目がなくなるくらいニコニコしていたのに
急に真剣な顔になっていて、
なんだか、私も目が離せなくなってしまう。
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TH「……Aさん、俺、大事にしますから。」
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ぴら(プロフ) - Yukiさん» 必ずお返事しますよー!ありがとうございます!そう言っていただけるとすごく頑張れます(泣) (2018年11月25日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - お返事嬉しいです!とってもキュンキュンしてます!笑笑これからも更新頑張ってください!! (2018年11月24日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます!私もお話を考えながらニヤニヤしてます。(笑) ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (2018年11月18日 0時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
くれあ(プロフ) - ぐへへwww画面の前でニヤニヤしている私です。はい。好きです。はい。更新頑張ってください! (2018年11月17日 21時) (レス) id: 500732c7f9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ランさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けるともっと頑張れます!テヒョンとの関係お楽しみに! (2018年11月8日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴら | 作成日時:2018年11月4日 1時