＃２４ ページ24
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「…A、眠い？」
俺が買ってきたみかんのゼリーを食べながら、
目を擦ってるA。
「…ちょっ！Aっ！…あぁ、」
『…あ、ごめん…』
スプーンをもったまま目をつぶるから、
乗っていたゼリーが床に落ちてしまった。
ティッシュで床を拭きながら、Aを見ると、
座ったまま目をつぶっている。
赤ちゃんみたい。笑
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「A？もう寝よう？」
『…(コクコク)』
布団をめくってあげると、ゆっくりとその中に入っていくA。
「…おやすみ。A。」
Aの食べかけのゼリーとスプーンを持って部屋を出ようと立ち上がると
何かが引っかかって立ち上がれない。
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見ると、Aの手が俺の制服の裾を握っていた。
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『……ここにいてっ…』
掠れた声だが、確かにそう言ったA。
心臓がバクバクしていて、身体全体が
大きく脈を打っている。
「…」
『…ふふっ……』
隣に座ると、Aはゆっくり手を離して
小さく笑うと、また規則正しい寝息を立て始めた。
俺は、Aの寝顔を見つめることしか出来なかった。
Aは、いつも誰のことを考えているんだよ。
Aに一番近い存在だと思ってるけど、
俺は、Aの大事な人に入っているんだよな？
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心の中でそう問いかけて、
寝ているAの頭を撫でて、そのまま部屋をあとにした。
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こげパン - とても面白かったです!私もこういう恋愛してみたいなーと思いました。お疲れ様でした!! (2019年2月19日 2時) (
レス) id: 348f47d036 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - みきさん» コメントありがとうございます。気に入ってもらえて良かったです！作ってみたいお話が沢山溜まっているので、いつかジョングクメインでまた書きたいと思っています！その時はよろしくお願いします！ (2018年12月7日 17時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
みき - めっちゃ恋愛してて面白かったです！今まで読んできた中ですごい気に入りました！またジョングクメインで作ってくれたらなと思います。 (2018年12月6日 21時) (レス) id: 74af262834 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - Marinさん» コメントありがとうございます。私も一気読みする派です笑 泣いてもらえたなんて嬉しい限りです。次回の作品もぜひ読んでいただけると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2018年12月6日 21時) (レス) id: b7616ddcbc (このIDを非表示/違反報告)
Marin(プロフ) - 完結したら一気読みしようと心に決め、完結するのを心待ちにしておりました←今日一気読みして2人の純粋な気持ちに泣いてしまいました〜とてもよかったです！完結お疲れ様でした^^ (2018年12月5日 13時) (レス) id: e1f962536d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴら
| 作成日時：2018年11月4日 0時
