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．
「旦那様、お連れしました。」
「……入れ」
ひょええ凍える！！
声だけで凍えるのはきっとパパだけだわ私。
ゾル家本邸。
パパの自室の扉の前に立つ私は絶賛ガクブル状態。
きっとこれがアニメならばBGMであの貫禄のあるゾル家のテーマが流れる事だろう。
小声で「頑張ってください」と言うアマネに私はお礼を言いつつ重い扉を開けた。
「や、やほー…パパ。」
「そこに座りなさい」
平常心を保ちつつ薄暗い部屋の中心で胡座をかいて座るパパを見据える。
毎回思うけど部屋暗くない…？
明るくした方が気分も心も視界もハッピーだよ？？
そんな事が言える筈も無く頷きながら指定された場所に座った。
わぁ、隣にペットも居る！イビキが地響きのようだ！
「ハンター試験どうだったんだ？」
「へ？」
投げかけられた言葉に思わず聞き返す。
え、今なんて…「お前に命はない」の間違い？
まさか嫌過ぎて幻聴が聞こえたとか…洒落にならんわ！！！
「ハンター試験に行ったんだろう？」
「う、うん…一応私は合格した…。」
「そうか。良かったな」
うん、待って？？
え、これもしかしなくとも普通のパパじゃない？
目の前で表紙を崩さずに私を見るパパは至っていつもと変わらない。
殺気も感じられないし…
私の今までの心配とは、？？
「キルアは友達が出来たのか？」
「あ、うん。結構良い子だよ。」
いきなり変わった話題に私は咄嗟に答える。
そうそう今のうちにゴン達の好感度アップしておこ。()
そう言う私にパパは「そうなのか」と言って暫く考え込む素振りをする。
原作通りならばパパは一先ずキルアを手放す筈。
ならば私は…
「Aにはキルアの側に居てもらいたい。
…頭の針のこともあるしな。」
「あー…なるほど。」
パパが切り出してきたのは監視役。
でも只の監視役という訳ではなく「お前もそろそろ世間を知るべきだろう」と、
私の為にも外に出してくれるみたいだった。
やっぱりパパ好き…怖いとか言ってごめそ()
「でも、仕事は続けて貰うつもりだ。
仕事がある時は戻ってこい。」
「分かった！」
幸い私は今の職業に不満を持っていない。
目的は推しに会うだから苦では無いのだ！
元気よく返事をした私にパパは満足そうに頷くと「キルアを呼んできてくれないか」と言った。
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ヒソカの花嫁(プロフ) - ページ35の「ネブロさん〜！ただいま！！！」の所ゼブロがネブロになってます。 (2019年7月17日 23時) (
レス) id: 6af5523d08 (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ - 面白いです！更新楽しみに待っています！！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: b4dcbe9589 (このIDを非表示/違反報告)
byohi60(プロフ) - こちらの作品もとても面白いです。ありがとうございます(-人-) (2018年6月8日 13時) (レス) id: e9dee97724 (このIDを非表示/違反報告)
GDloveiamVIP(プロフ) - 即お気に入り&高評価！面白い、、、 (2018年6月8日 7時) (レス) id: 2ecf04a340 (このIDを非表示/違反報告)
⌒(ё)⌒ - 面白いです.... (2018年6月8日 0時) (レス) id: 0a4623d944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななな | 作成日時：2018年6月7日 20時
