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「たっだいま〜」


ゾルディック家本邸。

夢に見たお城かと思うくらいの豪邸は今じゃ私の家なんだから転生って凄い(今更)



「げ、姉ちゃん…!」

「キル〜〜♡」



仕事の報告しようとパパの部屋に向かう途中、ばったりと我が弟キルアに遭遇する。
まるで虫と遭遇したみたいな顔をするキルアに飛びつけばキルアは可愛い呻き声をあげた。

いやマジこんな可愛い弟とかお姉ちゃんいつか手出しちゃうよ???(アウト)



「うわっ抱きつくな!!」

「何照れてんの??可愛いねえキル!」

「し ね !!」


その生意気な口調も可愛いからお姉ちゃんには逆効果だキル!

一頻り抱き着いて離れればキルアは顔を真っ赤にして大きな舌打ちをした。
‥うん可愛い。




「さっさと親父のところ行けよ!」

「キル寂しくて泣いちゃわない??」

「誰が泣くか!!」


「いいから早く行け!」と悪態をつきながら、
私の背中を押してパパの部屋へと向かわせるキルアは実に微笑ましかった。


あ"ぁ〜可愛よい。すき。








「はー‥疲れた!」


パパに報告し終わった私は欠伸をしながらリビングへと向かう。

やっぱひと仕事した後はゆっくりくつろぎたいよね!
リビングは自室と違って大きいテレビあるしゴロゴロするには最適なのだ。

鼻歌を歌いながらリビングに入って早々目の前に飛び込んできたのは、椅子に座って頬杖をつきながら本を読む我が兄イルミ。

頰がゆるゆるな私は迷わずイルミに後ろから抱きついた。



「イル兄〜っ!!」

「‥‥なに重い」


素っ気ない返事の割には自身の首に回る私の腕を退けようとしない辺り私のこと大好きだよね()

私がもしゾルディック家に生まれてこなくてイルミにこんな事やったら即殺されるのに‥!
‥こんな奇跡ある!?はぁ、妹最高。



「イル兄めちゃいい匂いする‥すき、、。」

「嗅ぐな」


スンスンする私のおでこに手を当てて阻止するイルミ可愛すぎる‥もう軽く犯罪。
でも私の頭が軋む音がするからそろそろ辞めますね。

にしてもイル兄、本から目を離さないんだけどちょっとくらい可愛い妹見てもよくない??

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ヒソカの花嫁(プロフ) - ページ35の「ネブロさん〜!ただいま!!!」の所ゼブロがネブロになってます。 (2019年7月17日 23時) (レス) id: 6af5523d08 (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ - 面白いです!更新楽しみに待っています!!! (2018年6月10日 22時) (レス) id: b4dcbe9589 (このIDを非表示/違反報告)
byohi60(プロフ) - こちらの作品もとても面白いです。ありがとうございます(-人-) (2018年6月8日 13時) (レス) id: e9dee97724 (このIDを非表示/違反報告)
GDloveiamVIP(プロフ) - 即お気に入り&高評価!面白い、、、 (2018年6月8日 7時) (レス) id: 2ecf04a340 (このIDを非表示/違反報告)
⌒(ё)⌒ - 面白いです.... (2018年6月8日 0時) (レス) id: 0a4623d944 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななな | 作成日時:2018年6月7日 20時

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