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．
「そ、そう！だから仕事も今まで通りちゃんとするつもりだから‥私は」
「うん」
いや、ウンって‥
威圧がぱねえよ兄様‥。
私はあくまでも"私は"という事を強調して話す。
キルアはそんな事思ってないから下手な事言えねえええ！！
まだオーラが怒ってるイル兄に私は切り札を出そうと深呼吸をした。
イル兄の機嫌を直すにはこれしかないッ！！
「心配掛けてごめんねイル兄‥
イル兄の事大好きだからそんなに怒らないで？」
「！」
これぞ必殺『上目遣い+甘え声作戦』！！！
昔から私大好きイル兄に効くのはこれなんですよ！！
あ"〜美少女で良かった私！！
イル兄は案の定そんな私を光の速さで抱きしめた。
早すぎてビックリしたけどそれより強いのはその力。
‥ぐえっ内臓飛び出るううう
「ごめんA怖かったよね」
「だ、大丈夫だよお〜だから離しッぐあ"‥」
「俺も"そうやって言う事聞いてくれる"Aの事大好きだよ」
ナチュラルに威圧を挟むイル兄は後ろに迫っていた刺客を倒すと、暗い瞳で私を見つめた。
ひょえッ、遠回しに言う事聞かない私は要らないみたいな事言われてますよネ。
「アイツらにキルもAも渡さないから‥」
イル兄は小さく呟くと、
私から離れていつの間にか着いていた迷路のゴールにあった扉を開けた。
とりま命拾いしたよね私‥アハハ‥。
イル兄いつもはドライだからギャップに腰抜けちゃうよAちゃん。
「イル兄いつもそうやって素直なら良いのに！」
「何か言った？」
「イエ、ナンデモゴザイマセン」
◯
「割と遅かったね♠」
ゴールして早々トランプタワーを作っているヒソカだけがその場にいて私の顔は引き攣った。
そうだった‥合格者第1号ヒソカじゃん。
「ちょっと野暮用があったからね」
「なるほどネ♣」
平然と話すイル兄はいつの間にかギタラクルに変装していてヒソカに「トランプでもする？」と誘われていた。
今のうちに‥と思いつつ部屋の隅まで行こうとした時、「ねえ」と呼び止められて私は固まる。
「えっと‥何か？」
「そんな警戒しないでよ〜仲良くしようよ♡」
恐る恐る振り返えれば何か企んでそうな笑みを浮かべたヒソカがトランプ片手に手招きをしていた。
嫌な予感しかしない‥。
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ヒソカの花嫁(プロフ) - ページ35の「ネブロさん〜！ただいま！！！」の所ゼブロがネブロになってます。 (2019年7月17日 23時) (
レス) id: 6af5523d08 (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ - 面白いです！更新楽しみに待っています！！！ (2018年6月10日 22時) (レス) id: b4dcbe9589 (このIDを非表示/違反報告)
byohi60(プロフ) - こちらの作品もとても面白いです。ありがとうございます(-人-) (2018年6月8日 13時) (レス) id: e9dee97724 (このIDを非表示/違反報告)
GDloveiamVIP(プロフ) - 即お気に入り&高評価！面白い、、、 (2018年6月8日 7時) (レス) id: 2ecf04a340 (このIDを非表示/違反報告)
⌒(ё)⌒ - 面白いです.... (2018年6月8日 0時) (レス) id: 0a4623d944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななな | 作成日時：2018年6月7日 20時
