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胡座をかきながらそばかすのある顔を見つめては
ずっと気になっていた 謹慎の理由を。
あの夜に何を話してたのか、自分には話せないことなのか、どうしていつも慎重なお前が喧嘩になったのか、
臆病になっているのか頭に浮かんでいく質問は止まらなかった
まだ日が浅い 体育祭のことや保須市のこと ヴィラン連合のことでそれなりの関わりがあっても 大して話したこともなかった
それなのに。
どうしてこれほどまで気になるのだろうかと寝顔を見つめながら尋ねる。
ふと、
『緑谷と一緒になれたらどれ程よいだろうか。』
『幼馴染みが俺だったらなんでも話してくれただろうか。』
『素っ気なくするくらいなら俺にくれよ。』
と爆豪を敵対し嫉妬する
誰にも渡したくないと噛み付くように無意識に顔を近づけてはその唇に口付けをしていた。
その時気づく。
好きだ。_
恋の芽のではじめ
想いを自覚し自分の衝動に頬を染めたそんな一夜だった。
【END】
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作成日時:2019年6月12日 23時