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11項目 ページ12
しかし、Aは疑問に感じていることがあった。
煉獄が亡くなる戦闘に出陣する数日前から、途端に彼が冷たくなったのだ。
杏寿郎さん、と声をかけても「あぁ」としか言わなかった。いつもならば、「Aか!おはよう!」と明るい笑顔を添えてくれていた。
ペラリとページをめくると、ちょうどその事が書かれていた。
『もうすぐ遠征に出るやもしれん。40名程が行方不明だそうだ。十二鬼月の可能性もある。』
その文面から微かに感じとった。煉獄の字が震えていた。
『Aには、幸せになってもらいたい』
煉獄はどこか頭の隅にでも思っていたのかもしれない。生きては帰って来れないかもと。
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mpmgd(プロフ) - 煉獄さん.°(ಗдಗ。)°. (4月5日 13時) (レス) id: 69ece47d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:gipsofila | 作者ホームページ:http://https://www.pixiv.net/users/72619699
作成日時:2024年4月2日 0時