気が強い君 ページ5
ハッキリとそういうと、耐えられないというように煉獄は「よもや、頭を冷やしてきます」と言って教室を走って出ていってしまった。
その背中を見つめ、 梨瑠は呟いた。
「言いすぎたかな…」
たどり着いた先は校門だった。誰もいないことを確認すると、悔しさから涙が出そうだった。だが男だからという謎のプライドで零すことは無かった。いや、こぼす訳には行かなかった。必死にほかのことを考えようと頭をフル回転させていると、不意に後ろから衝撃が降ってきた。
「せんぱーい！奇遇ですね！帰りましょっ！」
「ゴホｯ！」
あまりに不意打ちだったので、受身が取れず、少し寄れてしまったが転けることは無かった。
「あれ？どしたんですか？」
「よもや…何も無い。それと、今後はそういう行為を辞めていただけないか？」
「そういう……？」
「急に抱擁や、腕組みなど、その…周りに誤解される行為は控えてくれ」
その煉獄の言葉を聞いた途端、ピキリとゆいの脳が固まった。今までそんなことを言われたことがないからだ。
「……嫌です」
咄嗟にそう言った。
「よもや言い方を変えよう。やめてくれ。迷惑だ」
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こぐま☆にゃんこ(プロフ) - 煉獄さんと、【まだ貴方にｰｰと伝えていない】の夢主(教師)には、どうか幸せになってほしいです！！ (12月28日 20時) (
レス) id: f33aa2131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gipsofila�� | 作者ホームページ：http://https://www.pixiv.net/users/72619699
作成日時：2023年12月21日 15時
