ギャングスターが王子になるらしいよ (ページ8)

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白雪姫ページ8

昔昔、東の国に白雪姫と呼ばれるAという美しい女の子がいた。その子は周りから愛されすくすくと育って行ったがある日、西の国の王子・ジョルノ・ジョバァーナとの婚約が決定された。街中はお祝いモードに包まれた。だが、1人だけは反対していた。彼の父の側近、DIOだ。
「私は認めないぞジョジョｫｫ！！」
「そんなことを言われても、ジョルノがそう言っているのだから、僕らは尊重すべきだよ」
「父さんがそう言っているのだからDIOも認めて下さい。」
「無駄ァ！！あんな貧弱な娘、誰が欲しがる？！」
「僕が守りますよ」
「ジョルノ…！！」
とまぁ、このように毎日暴れるDIO。2人はAに危害を与えないかが心配だったが、遂にその時が訪れてしまった。
ある日DIOは自慢の金髪をストレートにし、化粧を女に寄せて白雪姫が居ると言われる森の小屋へと向かった。何故、森の奥にいるかと言うと、
「ジョルノって誰よ？！私はこの国から出ません！」
頑固として言う王女に王様は放っておけと言った。
そして、DIOに戻る。
扉をコンコンと叩いたDIOはAにこう聞いた。
「林檎はいかが？」
「林檎…？」
すっと、3つの中から一際輝く林檎を差し出した。実は王女は林檎に目が無い。その事を知っていたDIOは中に毒を仕込み彼女に態と渡したのだ。
ニヤリとしながらその瞬間を待つ。悲しいことに彼女は1口食べてしまった。それが丁度毒のある場所であった。即効性であったため、Aは倒れた。
「ふはははは！！お前なんぞにジョルノは無駄ァァ！」
WRYと楽しそうにDIOはAを置き去りにしその場を去った。