36 ページ40
NO side
とあるモニタールームにて＿＿＿＿＿＿
「今年は有望な子がたくさんですね」
「すごい、一撃で...」
「タフネスだな！」
様々なコメントが飛び交う中、
とある少女が彼らの注目を集めていた。
「さすが推薦入学者！！」
「複合型個性持ちか...」
「あの子が校長が言ってた子...確かに面白いですね」
「アイツ、説明会の時俺の顔みてポカンってしたあと百面相してたぜww」
「彼女がイレイザーの愛弟子さんよね」
「...まぁ、はい」
「素質はあると思ってはいたけど、僕の想像以上だよ！一体どんな教育したんだい？」
「特に何も。アイツが勝手に成長しただけですよ」
1人だけの会場でひたすら0pt仮想敵を倒し続けるA。彼女の成長ぶりは師匠である相澤も少し驚いていた。
「ん？あれ？アイツ、カメラに気付いてねぇか？？」
カメラをのぞき込むようにみるAの姿。
その直後...
『消太さぁぁぁぁぁぁん♡』
「「「ﾌﾞﾌｯwwwwwwwwwwwwww」」」
「...........ﾊｧｧ」
笑顔で手を振りながら相澤の名を大声で呼ぶAに周りの教師陣はふきだし、呼ばれた本人は深いため息をついたのだった。だがそれだけでは終わらないのが轟Aだ。
『なんで雄英の教師やってること教えてくれなかったんですか！！！おかげで黒歴史量産しまくりじゃないですか！！どーしてくれるんです！？！？』
相澤達が聞いてる前提で文句を言うA。相澤は思った。なぜ仕込みカメラに気付く程の頭脳があるのに雄英高校の校舎や校長が分からなかったのだろうか...と。実際、Aは頭がとてもいい。なのにたまにものすごく馬鹿である。天才とバカは紙一重とはまさにこのことだろう。
「文句言いまくりじゃねぇかwwwwwwww」
言葉を聞いて爆笑するプレゼントマイクだったが、
『笑ってるが、お前も同罪だぞ山田ひざしｨｨ！！！』
「なんで笑ってることバレてんのｯｯ！？しかも本名ｫ！！」
「「「wwwwwwwwwwww」」」
ビシッとカメラに向かって指をさし、そう告げたAの姿にその場にいたマイク以外のほぼ全員が大爆笑したのだった。
その後も1人なのをいいことに、なぜ自分だけ別会場受験なのかと文句を言ったかと思えば急にイレイザーヘッドへの師匠愛を語り出すA。情緒不安定かよ((
「ﾌﾌｯ、随分好かれてるのね」
「...別に」
「まぁ、お前も結構可愛がってるしな」
「黙れ、山田ひざし」
「だからなんで本名！？しかもフルネーム！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 677人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ＫＵＲＯ - 名言製造機の双子の兄と黒歴史製造機(製造される方)の妹www (2018年9月14日 21時) (
レス) id: 86c45a69c5 (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - アーナさん» 相手様の小説、確認させていただきました。確かに似てる部分が多いなぁとは感じました(^_^;) 一応小説の説明欄に《パクリ禁止》との注意書きを追加させて頂きます。効果があるかどうかは分かりませんが...笑 ご丁寧にご報告頂きありがとうございました！ (2018年8月22日 20時) (レス) id: 71190cc5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ひのえ(プロフ) - アーナさん» はじめまして。突然のレスすみません。私もそのように感じていて…いわゆるパクリなのか、イオ様が何か関わっていらっしゃるのか、とても疑問に思っていました。 (2018年8月22日 14時) (レス) id: f717c38399 (このIDを非表示/違反報告)
アーナ(プロフ) - とても面白いです！頑張って下さい。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/c907a1f5571/?fp=21この方の小説で個性把握テストの下りが真似されているように感じます… (2018年8月22日 13時) (レス) id: 83c0a9d733 (このIDを非表示/違反報告)
ユズポヨ(*´ω｀*)(プロフ) - 何これ、腹筋崩壊するのに、ただ面白いギャグストーリーじゃない！何これ！？めちゃくちゃおもしろいです！これからも更新頑張ってください！ (2018年8月20日 19時) (レス) id: c5765c3274 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イオ | 作成日時：2018年8月6日 22時
