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星の戦士と22話 ページ22

ズッサァァァ!!

私は地面とごっつんこしながらズサァと滑る。

私の顔が崩壊的だがどうにか男性はキャッチ出来た。
少〜し少〜し波紋を流し込む感じで怪我の痛みを和らげ、出血を止める。

治りは遅いが応急手当としてね...取り敢えず死ぬことは無いと思う。安静にしていれば。

私は立ち上がり男性を横抱きにする。

近くにあった木に寄りかからせ、自分の服に付いた泥を叩く...

「うぁ...うっ...____」

男性は痛みが和らいだことで安心したのかバタリと気を失った。

...それほど大変だったんだね...。




『中では一体何が起きているの?』

私はぽつりと呟き、男性が落ちてきた場所を見つめる。




...カーズや柱の男達、ゾンビや吸血鬼...おとぎ話か何かに出てきそうだけど...現実...なのよね。

今のだって...この男性は投げ飛ばされるように窓から落ちてきた。
"普通"なら出来る?こんな事。


"あの時"のように不思議な出来事...

波紋とは全く違う未知の能力...

カーズや柱の男達とも違うこの力...

神は一体私に何をさせようとしているの?


怖い...怖いよ...


...貴方なら...こんな時どうするの?

少し...じゃないけど...心細いな...。




何時も隣にはジョセフ()が居た。

時間があれば私に寄り添ってくれるシーザー(貴方)も居た。

エリナおばあちゃんやリサリサ先生...ううん。お母さんが居た。


言葉も通じず、誰も頼る事が出来ないこの世界(場所)で...私は何をすれば...



...どうやってこの恐怖を乗り越えればいいのですか...?


(...それでも私はやらなくちゃ...何時もより怖くても...恐怖を乗り越えられなくても...やるべき事を果たさなくては...)

黄色い苺(笑)と23話→←星の戦士と21話



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れい - ヤバい。(いい意味で)更新頑張ってください!!!!!!!! (2021年8月16日 15時) (レス) id: a911046283 (このIDを非表示/違反報告)
黄色苺(プロフ) - 桃缶ビールさん» 返信遅れました。お久しぶりです(* ´ ▽ ` *)好きと言っていただき嬉しく思います。 (2019年8月12日 19時) (レス) id: 6aa6067f2d (このIDを非表示/違反報告)
桃缶ビール - 最高やないかい。好きや(突然の告白)ところで黄色ちゃん、私変態メロンだぜ!おひさ! (2019年8月7日 12時) (レス) id: 8d0af2299f (このIDを非表示/違反報告)
黄色苺(プロフ) - りなさん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただきとても嬉しいです。これからも頑張ります♪ (2019年7月18日 22時) (レス) id: 6aa6067f2d (このIDを非表示/違反報告)
りな - 面白かったです!続きが楽しみ!更新無理せず頑張ってください。応援します!! (2019年7月18日 21時) (レス) id: 55c1958e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄色苺 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2019年7月17日 23時

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