先輩と××…【吉野北人】

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「…ぅ、」



学校2日目、

あることに気づいた、





部活のことばっかり考えていたため私にはまだ友達がいない





そしてこれから移動教室、教室には私ひとり、







「化学室って、どこなの…ボソッ」









「あれ？佐伯さん？」


バスケ部の王子様(と呼ばれているらしい)こと長谷川慎君がドアからひょっこりと顔を出した




「慎君？！」








慎「化学室行かないの？」









「あれ、慎君も同じ…クラス？」






慎「まさか今まで気付かなかったの？」









「あ…ごめん、部活のことばっか考えてて友達どころかクラスメイトもあんまり…」









うーん、とあまり興味なさそうな声を漏らした





慎「まぁいいや行こう、遅れる」





「うん！！！」




知り合いがいて安心したのかつい大声で言ってしまった






慎「元気だなー」



と綺麗な笑顔で微笑んだのをみて
これはモテるなと心の中で確信を持った








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3年1組▷陣、陸

2年1組▷壱馬、真奈

2年3組▷北人、翔吾

1年2組▷昂秀、龍

1年3組▷A、慎




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