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朝焼け荘 ページ7

そんな話をつらつらと続けているうちに、昼飯の匂いが鼻をついた。ソファーから顔を上げると、チャーハンの皿を両手に持った涼太が、俺と翔太を見下ろしている。相変わらず、身に着けた赤いエプロン姿が様になっている。
「ほら、出来たら二人も準備手伝って」
「え〜また中華? 相葉ちゃん先生が献立当番だと、いっつも中華色に染まるんだよな〜」
「贅沢言わないの、あ、因みに夕飯は麻婆豆腐だよ」
「はぁあ!? あのタバスコ一本ぶっこんだみたいな奴じゃねーだろうな!! 確実に死ぬ!! 俺の舌と胃と腸と体中の細胞がっ!!」
「隠し味は俺と相葉先生の愛と、施設長が間違って購入したデスソースかな?」
「隠し味とかいらねーから普通の家庭料理にしてっ!! つかなにやってんだよ施設長!!」
 頼む、味付けは涼太がして、と顔の前で両の手を合わせた。
 すると、ビシッと、キッチンから相葉先生が箸で俺を指さしてくる。おいおい、普段行儀云々いってるのは誰だよ、なんて言いたくなった。
「そこ! ていうか辰哉、文句言わない! 俺が考案したレシピだぞ? 中華屋の息子の本気だぞ? 本場の味ぞ?」
「本場の味ってどこの? 千葉の?」
「おい今千葉馬鹿にしただろ!!」
「してねーよ!!」

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リムる(プロフ) - 千晴さん» ありがとうございます!何度も読めるなんて寧ろラッキーって感じです!いつも素敵なお話で何度も読み返してます。無理のない範囲で頑張って下さい! (2020年8月9日 19時) (レス) id: b5e023cd9b (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - リムるさん» リクエストありがとうございます!本編中にも似たようなお話が登場してしまうのですが、内容が多少被っていても大丈夫でしょうか、レパートリィ少ない作者ですみません! (2020年8月5日 21時) (レス) id: 36259cee76 (このIDを非表示/違反報告)
千晴(プロフ) - 柿ちゃんさん» リクエストありがとうございます!無理しちゃう健気なskくんを一生懸命書かせていただきますので、少々お待ちください! (2020年8月5日 21時) (レス) id: 36259cee76 (このIDを非表示/違反報告)
KUMA(プロフ) - 千晴さん» ありがとうございます!楽しみに待ってます! (2020年8月5日 13時) (レス) id: 0b66efa19b (このIDを非表示/違反報告)
阿部月姫(カグヤ)(プロフ) - 千晴さん» レスありがとうございます! はい!大丈夫です!! (2020年8月5日 13時) (レス) id: 2beffc3723 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千晴 | 作成日時:2020年7月24日 1時

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