悪魔の手形2

・ ページ4

そしてアーサは近くにいる雀を見て何か言っている



ア「おのれグリフォンめ、Aを襲いに我が城に攻めてきおってAは俺のだぞ、渡す訳には行かん、エクスカリバーの錆にしてやろう」

森「お前は本当にバカだな、それと妹は渡さん」

尾「Aは私のものですからね、それにそんなこと言って本当にあの可愛いグリフォンを退治しないでくださいよ鳥獣違反で捕まりますからね」

森「マキさんにも妹は渡しませんからね」

ア「フッ」

『でもマキさんもけっこうデンジャラスですからねぇ…』

森「ｺｸｺｸ」

尾「う…」

ｱｲﾘｽ「でもマキさんは一日の九割はクールで美人で素敵ですよ、残り一割は残念ですけど」

尾「残念って…」

森「第8(ここ)の人は皆変な人ばかりでAとシスターだけが救いです」

『シスターは寝る前に面白い話してくれるんだ！』

森「そうなのか！おれも聞いてみてぇな」

ｱｲﾘｽ「そんなこと…」



するとシスターが私達に近づいてくる



ｱｲﾘｽ「シンラさん、髪にホコリがついてますよ
Aさんはさっきから寝癖がぴょこぴょこはねてますよ笑」



そう言ってお兄ちゃんのホコリを取ってから私の跳ねている寝癖を撫でて直してくれた



森「あ…ありがとうございます」

『/////』

ｱｲﾘｽ「(Aさんの赤面！！レアショットってやつですね！！)」

尾「シスターAの赤面見れてずるい…」

火「おいお前ら、今は大事なミーティング中だ無駄話をするな」



すると話を聞いてない事に気づいた中隊長が私達に銃を向ける



『「(実銃！？)」』

森「中隊長！冗談でも銃(そんなもの)を人に向けないでください！」

『ぉぉぉぉ落ち着いてください！』

火「俺が冗談を言うように見えるのか？それに俺は十分落ち着いている」

森「え？」

ﾄﾞﾝ!!



そう言って銃の引き金を引き弾をお兄ちゃんの足に当てる



森「うぐぁ！」

ｱｲﾘｽ「シンラさん！」

『お、お兄ちゃん…？』

ア「なっ…打ちやがった！！」



私とシスターはお兄ちゃんに駆け寄る



『お兄ちゃん大丈夫！？』

ｱｲﾘｽ「シンラさん大丈夫ですか！？」



お兄ちゃんの足をよく見てみると貫通していなかった、打たれた場所に跡が残っていた



森「俺の足が…俺の…足…ってあれ？
結構痛かったけど…なんともない
なんで？エアガン？」

火「いや、本物だ」

・→←スタンバイ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す