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教室に戻ったあといつもの如く、咲月に話をした
咲｢じゃあ5時間目いないの〜？寂しいな〜。｣
｢まあね〜。でも、絶対話せない気しかしてない！｣
咲｢まぁでも、いい進展になる機会じゃない？これで仲良くなれたらもしかしたらいい関係に…(笑)｡｣
｢なりません！｣
咲｢冗談だよ(笑)｡A可愛いね〜！｣
｢ねぇ髪ボサボサになる〜！｣
咲月の攻撃を避けていたらなんだかおかしくなっちゃってお互い目が合ったと思ったら笑いあっていた
｢は〜、お腹痛い(笑)｡｣
咲｢…久しぶりにAの笑ってるとこ見た気がする。｣
｢え？｣
咲｢だって最近A黒田のこと考えすぎて全然笑ってないもん！｣
｢言われてみれば…確かに。｣
咲｢頑張ってるのはよく伝わるから、無理はしちゃダメだよ？｣
黒ちゃんの行動に振り回されすぎて気がついたら余裕がなくなっていた
それに気づいてくれた咲月はやっぱり良い親友だ
｢うん！ありがとう咲月〜！｣
咲｢…あぁ！くっつくな〜！｣
咲月を抱きしめながら、絶対に無理をしないことを誓った
揺れる木々を見つめながら、心が安らんで行くのを感じた
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作者名：いちごバナナ | 作成日時：2023年9月2日 16時
