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咲｢Aさん〜？一気にご飯食べたら詰まっちゃいますよ〜。｣
｢あんあ、うがううんあおん！(なんか、ムカつくんだもん！)｣
咲｢まぁでも、これで仲良くなれれば、教室戻ってきてくれるかもよ？｣
｢ごぐあけど〜。(そうだけど〜。)｣
咲月に愚痴ったはいいものの、お腹すいてたのもあってイライラが解消せず、無理やりご飯を口に入れていた
こんな私を見て咲月は結構呆れている
そんな私に気づいたのか、ご飯を食べ終わったと思われる檜山くんが私たちのところに来た
檜｢山��？Aなんかあった感じ？｣
咲｢うん、大あり。元学級委員長話聞いてあげて。｣
檜｢その言い方好きじゃないな…(笑)｡まぁいいよ。｣
どうしたんですかお嬢さん、と私の前にしゃがんできた檜山くん
なんとか食べ物を飲み込んで、さっきのことを話した
檜｢いや〜意外だな。光輝が普通に友達になろうとか言ってくるとは思ってなかったな。｣
｢でしょ？これはいいチャンスだと思ったのに、結局パシリだし…｡｣
檜｢マジであいつ何考えてるのか分かんねぇな。やっぱ俺も行くか？｣
檜山くんに言われ、うんと言おうと思ったけど、咄嗟に言うことが出来なかった
おそらく咲月のいう｢責任感｣というものを本能的に感じたのだろう
色々考えた末に私は、断った
｢嬉しいけど、いいや！ちゃんと任された仕事はやり遂げたいの。｣
檜｢本当にいいの？｣
｢うん。檜山くんには今みたいにメンタルケアして欲しいな(笑)｡｣
檜｢Aがいいならそれでいいよ(笑)｡｣
私の出した答えにちょっと渋っている様子だったが最終的に了承してくれた。
こういった限りにはしっかりしないとだな、と心に言い聞かせた。
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作者名：いちごバナナ | 作成日時：2023年9月2日 16時
